隆起したアスファルトの横を通って下校する栄小学校の児童たち=8日、長野県栄村、遠藤啓生撮影叔父の斉藤正春さん(左、73)の田植えを手伝いに来た中村くみ子さん(55)。地割れした水田(手前)は今年は利用できない。「植える事ができる場所を探して、一生懸命作業するだけ」=8日、遠藤啓生撮影 仮店舗のプレハブ小屋で衣料品店を営む福島サカエさん(67)。パジャマや肌着など被災者が欲しい物を並べている。「一日に何人もこないけど、開いているという安心感を与えたい」=9日、遠藤啓生撮影村役場地下一階の職員休憩所で暮らす石沢たみさん(91)。3月12日の地震の直後は、避難所となった役場に100人以上が身を寄せていた。現在は石沢さん一人。村から3食弁当が支給されるが、「体に良くない」と、歩行補助機(左)を頼りに近くの八百屋まで買い物に行く。今月末には仮設住宅に入居する予定だ=8日、遠藤啓生撮影地震で自宅が傾き