3. 安田 学 (Yasuda Manabu) 株式会社 TAM マークアップエンジニア https://github.com/manabuyasuda @ Gaku0318
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? この記事は、開発を持続可能にできるようなアーキテクチャとその適用方法を考察するものです。 骨子はできていますが、実装経験をフィードバックして詳細を若干変更するかもしれません。 勉強不足な点もあるので、意見を歓迎します。 開発においてよくある問題点 ビジネスロジックの本質が何だったか見失う。ソースコードのどこまでが業務上の関心で、どこからがそれを実現するための技術上の関心か分からなくなる。 入出力双方向の処理が散在して処理が追い切れなくなる。特にイベント処理でどこに飛ぶかわからないコールバック地獄になる。 初期化・つなぎ込み・統合者的オブ
ちなみに、最初に結論だけ言っておくと、まずSandi Metzの「オブジェクト指向設計実践ガイド」を読め、という話です それだけで終わってしまいたい気持ちはあるが、不親切過ぎるしもうちょっとRails向けの話を書こうと思う。 ただ言いたいことは、よく分かってないのに使うのは止めろということ。 自分も本で書いたりした手前、それが参考にされた結果なのかもしれないが、世の中には本当に酷いクラスが存在するもので、雑にサンプルで書くと以下の様な感じのコードが存在したりする。 class HogehogeService # Hogehogeはモデル名まんま def process(hogehoge, option_a: nil, option_b: nil, option_c: false) history = hogehoge.histories.last unless hogehoge.activ
Wantedly Engineer blogに本速習会資料を閲覧向けに再編しました! ぜひご覧いただけると幸いです! 本記事は、綺麗なAPI速習会@Wantedlyの資料として作成されたものです。 同時にこちらのコードも参照してください。 マイクロサービス 流行りのマイクロサービス、何がいいのか 各々自由な言語やArchitectureでサービスを立てられる 障害の影響が部分的 変化に強い 個別デプロイ etc... マイクロサービス化をすすめるにあたり、やりとりは全てAPIで行う 内部のAPIであっても外部に公開できるようなクオリティのAPIを作成し、それを元にサービスを作っていくことが重要 APIGatewayとBFF API Gateway Pattern 公式サイトより 「見た目はモノリシック、実装はマイクロサービス」 一箇所見に行けば全てのAPIを見つけられる 細かい権限管理も可
先日、マイクロサービスの呼び出し方として、オーケストレーションとコレオグラフィについて書きましたが、同じく4章では、どうHTMLを組み立てるかという問題が提起されています。 ここもやや難解なので、咀嚼を試みます。 課題設定 次のようなECサイトを考えることにします。そして、4つのマイクロサービスを合成して構成します。 商品カタログサービス ショッピングカートサービス ショップサービス リコメンドサービス API合成 無垢な気持ちで設計すると、各々のマイクロサービスがWeb APIのインタフェースをもち、XMLやJSONを返して、ECサイト側で、テンプレートエンジンなどを用いて、HTMLをレンダリングするという方式になるかと思います。 そして、この形式でマイクロサービスを利用するサイト(アプリケーション)が増えていくと次の図のようになります。 これには、次の3つの欠点があるとされています。
2年半くらい画像システムを担当していたのですが、3月イッパイで異動することになりましたokzkです。 異動記念ということで、とりとめもなくエンジニアブログを書いてみます。長いです。よろしくお願いいたします。 画像システムのこれまでのストレージ事情最初にアメブロ(以下、単にブログ)のユーザ投稿画像関連でのストレージの歴史をアレコレをまとめてみようと思います。なお、以下swiftと書いたらOpenStack Swiftのことです。流行のプログラミング言語のことではありません。 はるか昔の状況昔は単純にWebDAVを複数台並べ、イッパイになったら更に次の世代のWebDAVを追加する、というような構成で、参照時に画像URLパスに含まれる年月ベースで適切な世代のWebDAVにルーティングしていました。 (参考:画像URLのパスの例) /user_images/20160401/00/shibuya/
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? これは Enchant の開発者である Vinay Sahni さんが書いた記事「Best Practices for Designing a Pragmatic RESTful API」1を、ご本人の許可を得て翻訳したものです。 RESTful な WebAPI を設計しようとすると、細かなところで長考したり議論したりすると思います。また、他の API に倣ってやってはみたものの、本当にそれでいいのか、どうしてそうしているのか分からない、何てことも少なくはないと思います。 この記事では、そのようなハマリどころについて Vinay さん
小文字のみを使用する。 単語をつなげる必要がある場合はダッシュを利用する。 単数形よりも複数形をつかう。なお、実装がRailsの場合でテーブルの複数形が誤っている場合には、URLは正しい複数形としてRails側を修正する。(APIに実装を反映させるべきではない。) スペルミスをしない。 URLの階層は浅く保ち、複雑さはクエリパラメーターに押しこむ。 クエリパラメータ名は配列で複数渡すものについては複数形、一つだけ渡すものについては単数形とする。 ページングにはper_page、pageというパラメータ名を使用する。 と書いてきたが、ただし、RESTには必ずしもこだわらず、あくまで利用側の利便性を重要視した設計とする。 1つの作業を完結するために複数回のアクセスを必要とするようなAPIの設計はChatty APIと呼ばれる。これはネットワークのトラフィックを増加させ、クライアントの処理の手間
DELETE_FLAG という思考停止フラグ DELETE_FLAG という boolean の列が DB 設計でよく話題になります。 論理削除という言葉で上手に論理武装し、スキを見せるとすぐに入れたがる人がおり、 一方でそれにつよく反対する人もいます。 自分の経験としては、広義の論理削除はありえると思いますが、実現方法が DELETE_FLAG だとなった時、それはあまり考えてないでなんとなくパターンとして盛り込んでる場合が多いと感じます。 ただし、設計に唯一の答えは無いので、もしかしたらそれが妥当な設計である場合があるかもしれません。 今回は「DELETE フラグがなぜダメなのか?」などという話をするつもりも、アンチパターンだと断言するつもりもありません。 問題は、仕様をきちんと把握すると、「最適な設計は DELETE_FLAG ではない」という場合が有って、その場合は、その最適な設計
Web API: The Good Parts 作者: 水野貴明出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2014/11/21メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る 業務ではiOSアプリとバックエンドの開発を両方担当しているので、APIの設計を何回かやってきた。しかし、自分なりのやり方でやってきた部分が多かったので、最近発売されたWeb API: The Good Partsを読んでちゃんとした設計について学ぶことにした。 得られた学びをメモとして残す。 HATEOAS HATEOAS(Hypermedia As The Engine Of Application State)という設計方法を初めて知った。HATEOASではまず、サーバー側はレスポンスに関連するエンドポイントを含め次にアクセスするAPIを簡単に辿れるようにする。クライアント側は最初のエンドポイント以
Herokuが自ら実践しているAPIデザインガイドをGithubに公開した. “HTTP API Design Guide” このガイドは些細なデザイン上の議論を避けて,ビジネスロジックに集中すること目的としている.Heroku特有なものではなく,一般にも十分適用できる知見となっている. 最近は,モバイル向けにAPIをつくることも多いため,勉強もかねて抄訳した.なお内容は,HTTP+JSONのAPIについて基本的な知識があることが前提となっている. 適切なステータスコードを返す それぞれのレスポンスは適切なHTTPステータスコード返すこと.例えば,“成功"を示すステータスコードは以下に従う. 200: GETやDELETE,PATCHリクエストが成功し,同時に処理が完了した場合 201: POSTリクエストが成功し,同時に処理が完了した場合 202: POSTやDELETE,PATCHリク
プログラムは、なるべく何もしなくても良い感じに動いてくれるのが理想的だけど、実際には何らかのかたちでユーザの設定を必要とすることがある。 Rails を使うときは config/application.rb でタイムゾーンを指定したり、DB へ接続するための情報を config/database.yml に指定する。 Bundler の挙動を変えたければ bundle config で設定を変更する。 Gem をインストールするときに毎回指定したいオプションがあれば、~/.gemrc に追記する。 もし自分の関わるプロダクトに「設定」のAPIが必要になったとき、何を判断の基準にして設計すればいいだろう。 ちょっと近所を見渡すだけでも、「設定」のやり方には色々ありそうだ。 設定という視点から、Rubyist にとって身近なプロダクトたちを資料として眺めてみた。 (NOTE: ちょっと悩みなが
こんにちは!グリープラットフォームでSNSの開発をしています、うきょーです! GREE Advent Calendar 2013 6日目です、よろしくお願いします! 今回は僕が所属するチームでの、ドメイン駆動設計を実践してきた過程をお話したいと思います。ドメイン駆動設計とは何か、については簡単に要所要所で説明していきますが、詳しくは本で!また、ドメイン駆動設計そのものについての話ではなく、実践の一例となります。 スマートUIパターンからのスタート 今回僕のチームが扱っていたものはJavaScript製のクライアントアプリケーションで、APIから取得した情報を表示し、ユーザーの操作によってAPIを呼び出す、というごく一般的なものです。 ドメイン駆動設計にはアンチパターンとして、スマートUIパターンと呼ばれるものが存在します。簡単に言えば「見た目都合から設計やモデルを考えてしまった」という状況
CodeIQ中の人、millionsmileです。 いろいろ経歴を積むと、「いまさら聞けない」ことが増えてきます。「オブジェクト指向」というのもそんないまさら聞けないものの一つでしょうか。 そんなわけで、いまさら聞けないことをイマサラ問題として出題してみました。 問題は、日本のITエンジニアの父と言いたくなるくらい温かみのあるフィードバックをしてくれることで好評な有限会社システム設計の増田亨さんからの出題です。オブジェクト指向設計について2問出題していただきました。総計65名もの方に挑戦いただきました! 問題の解説記事は、オブジェクト指向設計の3つのコツを中心に説明してくれていますので、読みやすいですし、頭にすっと入ってきます。 ではでは、増田亨さんによる解説記事をお楽しみください。 https://codeiq.jp/ace/toru_masuda/ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
移転しました http://please-sleep.cou929.nu/20130121.html
Problemこのクラスは大きすぎて、もうこれ以上大きくしたくありません。「単一責務の原則」を適用してクラスを分割しようと思います。分割の具体的な方法がわかりません。Strategy「クラスの抽出」を適用します。どんなとき?「単一責務の原則」を適用してクラスを分割しようと思います。責務を把握したので、分割の実装を行いますが、具体的な方法がわかりません。どうする?「クラスの抽出」リファクタリングを適用します。ほとんどのレガシーシステムにおいて、最初にできることは、「実装レベル」で単一責務の原則を適用することです。つまり、大きなクラスから「クラスの抽出」をして、抽出クラスに委譲することです。「インタフェースレベル」で単一責務の原則を導入するには、より多くの作業が必要です。クラスの呼び出し側を変更しなければならず、テストも必要になります。まず、実装レベルで単一責務の原則を導入しておくと、将来イン
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