民主党の鳩山由紀夫前首相は19日午後、北海道登別市での後援会会合であいさつし、菅直人首相の退陣論が強まっていることを念頭に「新聞をにぎわせるような状況になってしまったが、決して民主党を崩してはならない」と述べ、挙党一致体制の構築が急務だとの認識を示した。 同時に「あいつが悪い。こいつを追い出せばまた信頼を取り戻せるに違いないといった安易な発想ではいけない」と強調。小沢一郎元代表の党員資格停止処分を主導する首相や岡田克也幹事長らを批判した。
民主党の鳩山由紀夫前首相は19日午後、北海道登別市での後援会会合であいさつし、菅直人首相の退陣論が強まっていることを念頭に「新聞をにぎわせるような状況になってしまったが、決して民主党を崩してはならない」と述べ、挙党一致体制の構築が急務だとの認識を示した。 同時に「あいつが悪い。こいつを追い出せばまた信頼を取り戻せるに違いないといった安易な発想ではいけない」と強調。小沢一郎元代表の党員資格停止処分を主導する首相や岡田克也幹事長らを批判した。
敵は我にあり−。揺らぐ民主党を、さらに突き落としそうな大失言が身内から飛び出した。鳩山由紀夫前首相(64)が沖縄の地元紙インタビューで、米軍普天間飛行場の県外移設を断念した理由として、在沖米海兵隊の抑止力の重要性を挙げたことについて「方便だった」と語っていたのだ。この人らしいといえば、この人らしいが…。 あぜんとするインタビューは、琉球新報と沖縄タイムズに13日、掲載された。鳩山氏はこの中で「(移設候補地の鹿児島県)徳之島も駄目で(沖縄県名護市)辺野古となったとき、理屈付けをしなければならなかった。抑止力は方便といわれれば方便だが、広い意味で使えると思った」と語ったのだ。 方便とは「ある目的を達するため便宜的に用いられる手段」(三省堂・大辞林)のこと。鳩山氏の発言は「沖縄県民を説得するために『海兵隊は抑止力だ』とウソをついた」と認めた、といわれても仕方ない。 沖縄県中心に猛烈な批判が
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