視聴スタイルの変化と低価格化に後押しされて1世帯当たりのテレビ所有台数が増え、いまや1部屋1台または1人1台という環境は珍しくなくなった。パーソナル用途のテレビは中型以下のサイズを選ぶ例が多いから、32V型やそれ以下のテレビがよく売れている。 そんななか、いま一度見直されているのが、大画面が生み出す価値の大きさだ。リビングのテレビを買い換える機会に55V型やそれ以上の大画面モデルを選ぶという選択肢が、いま再び注目を集めている。 数年前に60V型や65V型の薄型テレビが登場したときはまだ高価でハードルが高かったが、いまは同じサイズの大画面テレビをかつての半額以下で購入できる例もあり、予定したサイズよりもさらにひと回り大きなテレビにアップグレードするケースもあると聞く。 そうなると少しでも大きな画面を選びたくなるものだが、その期待に応え、大型テレビを次々に送り出しているのがシャープである。 日