「我々は、俗に言う“土管屋”をやっている。土管屋は商売にならないというのが常識だが、あえてそれをやる」――5月13日にパシフィコ横浜で開幕した無線技術の展示会 「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2010」で、UQコミュニケーションズの渡辺文夫CTOが同社のモバイル通信サービス「UQ WiMAX」の特徴や展望を説明した。 電話もブロードバンドも「固定」から「無線」へ UQ WiMAXは2009年7月に商用サービスを開始。他の通信キャリアと同じくUSB接続型データ端末の提供も行っているが、同社がより注力しているのはWiMAX内蔵型PCの普及だという。現在、30機種以上のWiMAX内蔵PCが市場に投入されており、従来の固定ブロードバンド利用者層をターゲットに事業展開を図る。 こうした戦略の背景には、ブロードバンドサービスが将来的に固定から無線に集約されるという見通しがある。携帯電話の登場により固
![SIMなし、マルチデバイス対応の「土管」に勝算――UQ WiMAX 渡辺CTO](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d74bc7a9a7d6fe33beddb9c3a0495c9aa77b13a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpromobile%2Farticles%2F1005%2F14%2Fl_ys_uq02.jpg)