「アーキビスト」と呼ばれる公文書管理の専門家を養成するため、政府は来年度から公的な資格として認証する、新たな制度を始めることになりました。 それによりますと、来年度から公的な資格として国立公文書館が認証する新たな制度を始め、資格取得者の名称を「認証アーキビスト」とするほか、より高い知識や経験を備えた「上級アーキビスト」や、実務経験が少ない人でも取得できる「准アーキビスト」の導入を検討するとしています。 そして、新たな国立公文書館の開館が予定される2026年までに、合わせて1000人の養成を目指すとしています。 また24日の会合では公文書の取り扱いについて、内閣府が7つの府省庁などで実施された、昨年度の監査結果を聞き取ったところ、およそ97%の部署で公文書の管理方法に、問題などがあったことが報告されました。