- 1 - プラントエンジニアリング業の活力の再生に向けた基本指針(事業分野別指針)(平成二十年経済産 業省令第百七十二号) (最終改正 平成二十一年六月二十二日) 一 基本認識 プラントエンジニアリング業は、国内外の企業等から、石油精製、化学、製鉄、発電等の製造設備(以 下「プラント」という)の企画、設計、調達、施工、施工管理を一括して請け負う産業である。プラント エンジニアリング業は、我が国製造業の競争力を強化し、産業インフラ、生活インフラの整備に貢献する とともに、海外各国におけるプラントの建設を通じて世界のエネルギーの安定供給、環境・資源エネルギ ー制約に対応した国際貢献、現地国の産業の高度化などに寄与している。 このように、国内外の産業資本、社会資本の充実の観点から我が国にとって重要なプラントエンジニア リング業の現状と課題は以下のとおりである。 イ 現状 1 市場環境 財団法