メキシコ戦で失点し、GK川島(右)になぐさめられる栗原(中央)。先発に抜てきされたが、期待に応えることはできなかった 【Getty Images】 6月19日のコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)2013のイタリア戦(レシフェ)で、ワールドカップ(W杯)優勝4回を誇る大国に内容で勝りながら3−4の逆転負けを食らった日本代表。22日のメキシコ戦(ベロ・オリゾンテ)は消化試合となったが、アルベルト・ザッケローニ監督は母国との対戦で見えた方向性を維持し、1年後の本大会に希望を見いだすために、本気で勝ちに行くつもりだった。その重要なピースである吉田麻也が腹筋から股関節の故障を悪化させたことから、センターバック(CB)の一角に第3の男・栗原勇蔵を抜てきした。 左太もも裏に違和感を訴え、11日の2014年W杯・ブラジル大会アジア最終予選・イラク戦(ドーハ)に出場するチャンスを棒に振った彼にとっ