ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」の実証実験が国内各地で行われているそうだ。11月中旬からは関西私鉄5社が参加するとのこと(乗りものニュースの記事)。 おもてなしガイドは定型文または音声認識によるテキストデータを人間の可聴域外となる18kHz~20kHzの音声データに変換し、アナウンスと同時にPA用のスピーカーから流す。多国語に翻訳したデータを同時に流すことも可能だ。これをスマートフォンのマイクで収音してデコードすることで、テキストデータを画面に表示できるというもの。 maia 曰く、 多国語に翻訳したデータを同時に流せるため、訪日外国人にも情報を伝達できる。また、高齢者や聴覚障害者だけでなく、アナウンスが聞き取りにくい/聞き逃した場合にも1秒前後収音するだけでテキストが受信可能だ。音声認識では定型文やデータベースと照会して認識率を高めている(トラベ