各地の町内会などで、にぎやかに盆踊り大会が開催される時期ですね。でも最近は、住民の高齢化や住宅事情の変化などに伴って、盆踊りの開催そのものが難しくなったり、規模を小さくしたりするなど、ずいぶん様変わりしているようです。 東京・町田市の成瀬団地自治会では、30年以上前から毎年お盆の時期には、広場に鉄骨のやぐらを組み、20人余りがその上で踊る盆踊り大会を開いてきました。 しかし、住民の高齢化が進んで、自分たちで鉄骨のやぐらを組み立てることができなくなり、ことしは隣の自治会から木製のやぐらを借りて、踊り手はやぐらに上らず広場で踊るという、やや簡素な形式に変更したということです。 自治会長の中村清史さん(74)や町田市によりますと、同じ時期に入居した人が多いこの団地では、高齢化も同時に進んで、多くの住民が60歳以上となったため、数年前から鉄骨のやぐらをやめるかどうか検討していたということです。 今