ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (39)

  • 元MVPは伊達じゃない。横浜FCレアンドロ・ドミンゲスが止まらない

    かつて柏レイソルにJ1初優勝をもたらし、自身もシーズンMVPを手にしたブラジル人FWが、日での新たな栄光に浴そうとしている。 横浜FCの背番号40、FWレアンドロ・ドミンゲスである。 J1昇格争いも大詰めのJ2第41節。前節終了時点で勝ち点70の4位につける横浜FCは、13位のファジアーノ岡山を2-1で下した。 横浜FCの2得点は、いずれもレアンドロ・ドミンゲスの右足から生まれたもの。前後半それぞれの早い時間帯でチャンスを見逃さず、確実にゴールに結びつけた彼の技術が、試合の流れを横浜FCに引き寄せ、J1昇格を目指すチームに貴重な勝ち点3をもたらした。 この勝利で勝ち点を73に伸ばした横浜FCは、勝ち点76で首位の松山雅、同75で2位の大分トリニータ、同75で3位の町田ゼルビアを追い、J1自動昇格となる2位以内を狙える位置につけている。 レアンドロ・ドミンゲスが横浜FCをJ1へと導くか 

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    masa-wo 2018/11/12
  • 大宮アルディージャは7位に後退。「J2の沼」にはまりかけている

    小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Hiroki Watanabe/Getty Images 「自分たちで自分たちを追い込んでしまった」 試合後の大宮アルディージャの選手は、煌々と照らすライトを浴びながら言った。1-2とホームで敗れたことで、チームはJ1参入プレーオフ圏内(J2の3~6位)から外れた。残り3試合、負けられない状況が続き、重圧が全身にのしかかる。 昨シーズン、J1から降格した大宮は、1年で返り咲けるのだろうか? 10月28日、NACK5スタジアム大宮。6位の大宮は、19位に低迷する京都サンガを迎えている。J3降格回避が使命となっている相手を侮ったわけではないだろう。しかし、負けられない重圧で慎重になったのか、あるいは単純にチームとして未成熟だったのか。大宮は、試合の入り方を明らかに失敗した。完全に受け身になってしまい、ラインをずる

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    masa-wo 2018/10/29
  • 田代有三が現役引退。「鹿島がなければ、プロ生活は5年で終わっていた」|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

    「僕が鹿島に加入したタイミングで、浩二さんは海外に移籍されていたので面識はまったくなかったんです。なのに、僕がケガをしたと知って、誰かから番号を聞いて電話をくれた。聞けば、浩二さんも2003年に僕と同じケガをしたらしく、その経験を踏まえて『僕と同じルートを辿れば、絶対に大丈夫だから、不安になるな』と。 結局、僕も浩二さんと同じ先生に手術をしてもらい、そのあとのリハビリも浩二さんがつないでくれて、JISS(国立スポーツ科学センター)で受けられることになった。そのときに『鹿島ってすごいクラブだな』と。 というのも、見ず知らずの後輩に遠い海外から電話をくれたのは、僕のことを心配する先に、クラブへの愛情があったからだと思うんです。そのことは、強烈に"鹿島アントラーズ"を実感する出来事でした」 そこから約8カ月後、戦列復帰を果たした田代はプロ2年目の2006年、J1リーグ20試合に出場し、7得点と結

    田代有三が現役引退。「鹿島がなければ、プロ生活は5年で終わっていた」|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
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    masa-wo 2018/10/21
  • 鹿島復帰は喜びだけではなかったジーコ。「非常にがっかりしている」

    遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(29) ジーコ 前編 安部裕葵の証言から読む>> 「最後に不用意なミスがあったからな」 取材を受ける犬飼智也の後ろを通り過ぎた羽田憲司コーチは、顔見知りの記者ばかりだと確かめたうえで、犬飼にツッコミを入れる。勝利の喜びを浮かべていた犬飼の表情が一瞬で引き締まる。 「さっき、羽田コーチにも言われましたけど、やっぱりああいうミスをしてはいけなかった」 ACL準々決勝対天津権健戦。ファーストレグに続き、セカンドレグも完封勝利を飾った鹿島アントラーズ。 多くの怪我人に悩まされたシーズン開幕から半年が過ぎた。リーグ優勝が困難な状況は未だ続いてはいるが、ACLだけでなく、ルヴァンカップの準々決勝も突破した。苦しい時間がやっと実になろうとしているのかもしれない。若いチームは着実に進化を示しているという手ごたえもある。 「行くところと自陣に引いて守るところ。そう

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    masa-wo 2018/09/22
  • イニエスタは時間と空間を支配。神戸の同僚も「魔法」にかかった

    小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 山添敏央●写真 photo by Yamazoe Toshio まるで魔法のようだった。時空の歪みを生じさせたかのように、へばりつくマークを幻惑し、置き去りにしてしまう。対峙する選手は呆気にとられた。アンドレス・イニエスタは超然としたプレーを続け、それは異次元を感じさせるのだった――。 8月19日、BMWスタジアム平塚。この夜も、ヴィッセル神戸のイニエスタは注目の的だった。スタンドは満員御礼。たとえサッカーという競技をあまり知らなくても、その一挙手一投足に吸い寄せられるのだろう。ホンモノだけが見せる輝きがあるのだ。 湘南ベルマーレ戦にフル出場、勝利に貢献したアンドレス・イニエスタ(神戸) もっとも、ゲームはホームの湘南ベルマーレのペースで始まった。湘南らしく、溌剌と走り回り、献身的プレッシングで前線からボールの出どころを塞ぐ。

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    masa-wo 2018/08/22
  • たとえ優勝しても昇格できない。J2町田の現状を欧州と比べてみた

    小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 西村尚己/アフロスポーツ●写真 photo by AFLO SPORTS 「Realmente Emocionante」(当にエモーショナルだった) ジェフユナイテッド千葉の指揮官であるフアン・エスナイデル監督は試合後の監督会見でご機嫌に語っている。 残り15分、0-3からPK3で3-3に追いついたのだから、その展開に興奮するのはわからないではない。 ジェフ千葉戦で2ゴールを決めた平戸太貴(町田ゼルビア) しかし、やり込められた町田ゼルビアのほうはたまったものではない。3点をリードしていた町田が3失点を喫して引き分けたのはなぜだろうか? その答えは、現状の一端を示していた。 今シーズン、J2で首位争いをしている町田だが、現時点でJ1ライセンスを持っていない(ホームゲームを開催する町田市立陸上競技場は1万600人収容で、1万

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    masa-wo 2018/08/18
  • 究極の戦術に罪はない。振れ幅が大きいF・マリノスの問題は他にある

    浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo J1第19節、横浜F・マリノスはサンフレッチェ広島に1-4で敗れた。 ワールドカップ開催にともなう中断開け以降、横浜FMは1勝2敗。再開初戦となった第16節のベガルタ仙台戦こそ勝利したものの、その後は連敗と苦しい戦いが続いている(第18節の清水エスパルス戦は台風により中止。8月29日に開催)。 だが、連敗したといっても、言い方を変えれば、再開後の3試合で黒星がひとつ先行したに過ぎない。にもかかわらず、横浜FMの戦いぶりに不安を掻(か)き立てられるのは、スコアの"振れ幅"があまりにも大きいからだ。 最近3試合のスコアは、第16節の仙台戦が8-2、第17節のFC東京戦が2-5、そして今回が1-4。再開初戦を圧勝した一方で、その後は大量失点による惨敗が続いているの

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    masa-wo 2018/08/05
  • オシムがセネガル戦を絶賛。「日本の強さはポーランドより上」

    ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko 日よ、見事だ。当に見事だ。このようなエネルギー溢れるサッカーを見たとき、チームスピリットに触れたとき、私は大きな幸福を感じる。 試合前は日がセネガルに対抗できるのか、私は懐疑的だった。セネガルの選手の身体能力は非常に高く、すこぶる強靭だ。野生動物のような鋭さを持っている。そんな彼らと互角の戦いをするのは、決して簡単なことではなかったろう。 それなのにデータを見ると、"デュエル"での勝利は日がセネガルを上回っている。日の選手が知能と工夫を駆使して競り勝つたびに、私は誇りのような喜びを感じ、思わず手を叩いていた。 中盤で屈強なセネガルの選手たちと渡り合った柴崎岳 photo by Sano Miki 1点のビハインドから同点にすることは、た

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    masa-wo 2018/06/27
  • オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」

    W杯が始まった。各国の戦いを興味深く見ているが、なかでも特別な思いで追っているのは、かつてユーゴスラビアという名の同じ国であったクロアチアとセルビア、そして私が率いたことのある日だ。 その日が初戦でコロンビアに勝利した。W杯でアジアのチームが南米のチームを破ったのは史上初だ。まさに快挙という言葉がふさわしい。 コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫勇也 photo by Sano Miki 正直、大会が始まるまで、日がコロンビア相手に勝ち点3を挙げられるとは思っていなかった。日が勇猛なチームであることは知っていたが、W杯前のデリケートな時期の監督交代は、あまりにもリスクが高かった。 おそらく西野朗氏が新監督に就任したことが、日を救ったのだと思う。西野氏はもともとチームの中にいた人間で、詳細なチーム内の状況を熟知していた。新監督に与えられた時間は少なかったが、それがあまり足かせになら

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    masa-wo 2018/06/24
  • 53歳の山本昌が、突然ピッチング練習を再開。その驚くべき理由は?

    まるで映画のワンシーンでも見ているかのようだった。 夕闇に染まるブルペン、ジャージ姿の大男がマウンドに立つ。両腕を揃えて天に掲げるような特徴的なワインドアップから、捕手に向かって軽く左腕を振り下ろす。球速にすれば80キロにも満たないようなスローボール。それなのに、ボールにはしっかりと回転がかかっており、捕手のミットを「ドスン」と叩く。 ブルペンの脇でトレーニングしていた10人ほどの高校生が、一斉に手を止めて大男のキャッチボールにじっと見入る。誰も言葉を発しない。ただただ静謐(せいひつ)な時間が流れていた。 球児たちの視線に気づいた大男は、苦笑しながらこう言った。 「ごめん、ごめん。3年ぶりだからまだこんなボールしか投げられないけど、あと2、3カ月もすれば、お前らよりいいボールを投げるようになるから」 山昌コーチ(写真中央)の話を熱心に聞く日大藤沢の選手たち 大男は8月で53歳になろうとし

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    masa-wo 2018/05/30
  • オシムが語るハリル解任「腐ったリンゴの排除か、監督交代しかない」

    ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko W杯を直前にしたハリルホジッチ解任劇を、ハリルにとって同郷(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の先輩であり、日本代表監督の先輩でもある「彼」はどう見ているのか。イビツァ・オシムはオーストリア第2の都市グラーツにいた。その町の病院で半年に1回、検診を受けなければいけないのだという。「でも安心してほしい。現在の体調はいたって良好だ」というオシムを、旧知のクロアチア人ジャーナリストが直撃した。 2006年から、病に倒れる2007年11月まで、日本代表監督の座にあったイビツァ・オシム氏 photo by YUTAKA/AFLO SPORTS ハリルホジッチの解任以降、多くの人々が私の意見を求めてきた。私のことをよく知っている人であれば、私がこうした他人の問題に首

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    masa-wo 2018/05/10
  • 奇跡の天皇杯優勝。「フリューゲルスが理想のチーム」と三浦淳寛は言う

    私が語る「日サッカー、あの事件の真相」第5回 横浜フリューゲルス消滅の舞台裏~三浦淳寛(3) ◆第1回から読む>> 横浜マリノスへの吸収合併が正式に調印され、"チーム消滅"が決定的となった横浜フリューゲルス。天皇杯の初戦(3回戦)の大塚FC(現・徳島ヴォルティス)戦を前にして、ゲルト・エンゲルス監督は選手たちに問いかけた。 「最後の天皇杯は、レギュラーメンバーではなく、(移籍先を探す)アピールのために、普段試合に出てない選手を中心にして戦ったほうがいいか?」 実は監督の話の前に、選手たちの間で「今後のために(天皇杯では)試合出場の少ない若手選手中心でメンバーを組んで、アピールの場にしてもいいのではないか」という声が上がっていた。 だが、いざ監督から言われると、デリケートな問題ゆえ、選手たちは口を閉じ、しばらく沈黙の時間が流れた。 控え組の選手たちは、プレーしたいが、はたしてそれが当にチ

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    masa-wo 2018/04/24
  • 福田正博が「今からでも勝つ可能性のある西野ジャパン23人」を選出

    津金壱郎●構成 text by Tsugane Ichiro藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato 【福田正博 フォーメーション進化論】 ロシアW杯2カ月前で日本代表監督が交代したが、西野朗新監督が選手たちを指導できる時間は、5月30日に行なわれるガーナ戦のために選手が集まってからの約4週間しかない。限られた時間のなかで、「やりたいこと」「やるべきこと」「やりたいけど諦めること」を見極めて整理をし、チームを作り上げてくれると期待している。 4月12日に就任会見を行なった日本代表の西野朗監督 まず西野監督が考えるべきは、選手たちのコンディショニングだ。前回のブラジルW杯ではそれに失敗したことが大きな敗因となっただけに、今シーズンの試合出場数に差がある海外組、過密日程で戦うJリーグ組のコンディションを揃えなくてはいけない。そのうえでメンバーを絞り、戦術を落とし込んでいくと

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    masa-wo 2018/04/21
  • 20年前に起きたJリーグ最大の悲劇。そのとき「F」の選手たちは...

    私が語る「日サッカー、あの事件の真相」第5回 横浜フリューゲルス消滅の舞台裏~三浦淳寛(1) 衝撃的なニュースが流れたのは、1998年10月29日の朝だった。 「横浜フリューゲルス消滅」 スポーツ新聞各紙が一面で取り上げ、市内の東戸塚にあった横浜フリューゲルスのクラブハウスは、その件で多くのマスコミが押しかけて騒然となっていた。 練習のために集まっていた選手たちも落ちつかない様子だった。三浦淳寛(※現役時の登録名は三浦淳宏)は、その光景をどこかフンワリした感情で見つめていた。 横浜フリューゲルスがなくなってしまう――そんな実感などなく、どこか遠い世界の出来事のように思えていたのだ。 横浜フリューゲルスはJリーグ発足時、JSL(日サッカーリーグ)で戦っていた全日空に、ゼネコンの佐藤工業が共同出資する形で誕生した。 チームの指揮官は、加茂周監督。"ゾーンプレス"戦術を敷いて話題となり、19

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    masa-wo 2018/04/18
  • 浦和レッズ「顔が怖い暫定監督」で3連勝。新監督に引き継ぐのは得策か

    監督が代われば、チームが変わる――。 改めて監督の重要性が浮かび上がる、浦和レッズの戦いぶりだった。 昨季途中から指揮を執り、アジア制覇をもたらした堀孝史監督のもとで新シーズンをスタートさせた浦和だったが、開幕5試合で2分3敗と結果を出せず大きく低迷。4月2日、堀監督との契約を解除し、大槻毅育成ダイレクターが暫定的に指揮を執ることが決定した。 映画『アウトレイジ』に登場していそうなオーラを放つ大槻毅暫定監督 過密日程下であり、大幅なスタイル変更を図るには時間が足りない。そんななかでの監督交代は、ショック療法的な意味合いが強いと思われた。実際に大槻監督は初陣となったルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦で、直近のリーグ戦からスタメンをすべて入れ替える大胆な策を示している。 この試合をドローで終えた浦和は、リーグ第6節のベガルタ仙台戦で今季初勝利。さらに第7節のヴィッセル神戸戦でも一度は逆転を許

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    masa-wo 2018/04/18
  • 世界が驚くカーリング女子。チームを作った本橋麻里「8年前の想い」

    竹田聡一郎●取材・文 text by Takeda Soichiro甲斐啓二郎●撮影 photo by Kai Keijiro 8年前、チーム結成について語った橋麻里 平昌五輪で史上初の準決勝進出を果たしたカーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ北見)。同チームは2010年7月、キャプテン・橋麻里が主導して結成された。その当時、彼女はどんな思いを描いていたのだろう。 2006年トリノ五輪で一躍脚光を浴び、"カー娘"ブームの火付け役となった橋麻里。2010年のバンクーバー五輪でもカーリング女子日本代表の主軸として活躍した彼女は、五輪後に所属するチーム青森を脱退し、新チームの結成を選択した。 国内最強の実力を誇り、恵まれた環境にあるチームから離れ、新たなチームで橋が目指すものとは何だったのか? 8年前にその心中を明かしたインタビューを改めて紹介する――。 * * * ――新チーム結成、お

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    masa-wo 2018/02/23
  • 長崎を奇跡のJ1に導いた、髙田社長のテレビ通販と似たクラブづくり

    刈部謙一●文 text by Karube Kenichi photo by Kiyoshi Ota-JL/Getty Image、山頭範之●撮影 photo by Ymagashira Miriyuki 髙田明V・ファーレン長崎社長に聞く(2) インタビュー(1)を読む>> サッカーも通販も人生を楽しむためのもの、人を幸せにするもの。通販事業で成功したノウハウは十分に通じる、と信じてV・ファーレン長崎を引き受けたという髙田明社長。その理念は見事にJ1昇格という形になって表れたと言える。 髙田氏が通販で成功した理由のひとつは、テレビメディアでのセールストークの豊かさにあった。15年ほど前には、髙田氏をモデルにしたと思われる民放のドラマも放送されて話題となったほどだ(『ツーハンマン』テレビ朝日系)。大げさに言えば、そのトークはモノに命があるように伝え、「あるといいですよ」というメッセージをリ

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    masa-wo 2018/02/08
  • 新加入・江坂任は「Jのベンゼマ」だ。柏レイソルが完勝でACL本戦へ

    小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 西村尚己/アフロスポーツ● photo by AFLO SPORTS 「優勝を狙います。アジアチャンピオンになる、というのはクラブとして掲げている目標なので」 柏レイソルの下平隆宏監督は試合後の会見で、高々と宣言している。アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)戦出場を決めた安堵感もあったのだろう。 1月30日、日立柏サッカー場。ACL出場を懸けたプレーオフで、柏はタイのムアントン・ユナイテッドを3-0で下している。スコアもそうだが、内容も完勝に近かった。昨シーズン、Jリーグで優勝争いをした若いチームに新戦力が加わり、確実に層は厚くなっている。 では、クラブとして悲願とするアジア制覇に近づけるのだろうか? 今季から柏に加入、ムアントン戦でも存在感を発揮した江坂任 序盤、柏は動きにぎこちなさがあった。スタメンの10人が昨シーズ

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    masa-wo 2018/02/01
  • 注目のポドルスキはスタッフも面白い。専属通訳の破天荒なサッカー人生

    来日してから約3週間。ルーカス・ポドルスキは今、日にフィットしようと懸命なようだ。 「結構、日語を話したりするんですよ。ポルディ(ポドルスキの愛称)は発音がいいのか、簡単な日語だと日人が話しているみたいです。まじめで、自身の得点について質問されたりしても、『まずはチームの勝ち点3が大事で、得点は二の次』という話をしています」 Jリーグデビュー直前のルーカス・ポドルスキと通訳の村上範和氏 こう明かすのは、ポドルスキの専属通訳をつとめる村上範和氏(35歳)だ。横浜フリューゲルスジュニアユースから横浜マリノスユースを経て明治大学に進学。昨季末まで約15年間国外でプレーし、今回の通訳就任を機にスパイクを脱いだ。今や多くのサッカー少年がJリーグを経験しないまま海外でのプレーを志す。ドイツにはそんな日人選手が多くおり、村上氏もそんなひとりだった。 今回の通訳就任は、マリノスユース時代の恩師が

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    masa-wo 2017/07/30
  • ヴェルディ再建へ。永井秀樹ユース監督が明かす苦闘と寝不足の日々

    永井秀樹「ヴェルディ再建」への道(1) ヴェルディ再建のために、日々奔走している永井秀樹 「監督」という仕事の大変さを痛感 5月6日、東京ヴェルディのグラウンドを半年ぶりに訪ねた。目的は、高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東の取材だ。その時点で3位のヴェルディユース(勝ち点7/2勝1敗1分)はこの日、無敗で首位の川崎フロンターレU-18(勝ち点10/3勝1分)と対戦することになっていた。 若き"緑の戦士"を率いる指揮官は、永井秀樹(46歳)。半年前までは、カズ(三浦知良/横浜FC)に次ぐ年長プレーヤーとしてJの舞台でプレーしていた。 永井は、引退セレモニーでサポーターに誓った「ヴェルディ再建」という目標に向かい具体的に動き始めた。クラブ内ではGM補佐の要職を務める一方で、3年ぶりにプレミアリーグ(※高円宮杯U-18サッカーリーグのトップリーグ)復帰を目指すヴェルディユースの監

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    masa-wo 2017/06/11