反対に「今の会社にいては絶対にできない、明確な目標があるとき」「給料が遅延するなど、会社の経営状態がかなり悪化しているとき」「改善の見込みのないパワハラなどを受け、精神的に持たないと思ったとき」などは、いっそ辞めてしまった方がよい場合もあるという サラリーマンである以上、誰しも一度くらいは「会社を辞めたい」と思ったことがあるはず。だが、思い切って辞めてしまってもよいのか、もう少し我慢すべきなのかは、判断に迷う人が大半だろう。そこで、どんな場合は「辞めずに辛抱した方がいい」のかを、転職支援サービスのキャリエーラの代表でキャリアカウンセラーの藤井佐和子さんに聞いてみた。 □入社からの期間が短く、職務経歴書に記載できる実績がない場合 職務経歴書に記載できるような実績がないと、転職の面接で不利になる場合も。自分が何をできるのかアピールすることが難しく、「嫌だから辞めた」「根気がない」という印象