米Appleの開発者会議「WWDC22」が開幕した。基調講演では、新しいプロセッサ「M2」やそれを搭載した「MacBook Air」など、ハード面での新たな発表も注目されたが、大きな関心を呼んだのはやはり、アップルの各デバイスに向けたOSの新機能であろう。 中でも大きな変化があったのは、やはりiPad向けOSの新バージョン「iPadOS 16」(詳細記事)である。その理由はインターフェースの大幅な変化であり、より具体的に言えばアプリのウィンドウ表示が可能になったことだ。 iPadOSはこれまでにも、2つのアプリを並べて表示する「Split View」などで複数のアプリを同時に利用することはできたが、Macなどのようにアプリをウィンドウとして表示し、複数アプリを切り替えながら利用することはできなかった。その一方で、「iPad Pro」シリーズや「iPad Air」にMacと同じプロセッサ「M