今回の記事は、デジタルマーケティングを担当する方を対象に、ユーザの行動データの活用がデジタルマーケティングの成否を分ける時代になっていること、その行動データをデータサイエンティストだけでなく、一般のスタッフでも使えるようにするようには「モーメント分析」という考え方が重要であることを説明します。 「顧客の属性情報を集めただけの会員データには価値がない。顧客の普段の行動、購買習慣のデータが加わってはじめて価値が生まれる。」 現在世界で最もデジタル化が進んでいると言われる中国では、巨大IT企業からスタートアップまで揃ってこの言葉を口にします。そして、これらの企業では行動データというファクトを基に現状のUX(User eXperience/ 顧客体験)の問題をつきとめ、改善施策を企画して成果を出す、という形でデジタルマーケティングが行われています。 今までのデジタルマーケティングとの最大の違いは、