3月15日、消息不明から1週間が経過したマレーシア航空370便。同機は各国のレーダーに捕捉されることなくアジア上空を飛行したとみられており、今回の問題は航空防衛能力の地域間格差を浮き彫りにした。写真は捜索活動を行うマレーシア当局者(2014年 ロイター/Edgar Su) [ロンドン/ニューデリー 15日 ロイター] -消息不明から1週間が経過したマレーシア航空370便。謎は深まるばかりだが、同機は各国のレーダーに捕捉されることなくアジア上空を飛行したとみられており、今回の問題は航空防衛能力の地域間格差を浮き彫りにした。 マレーシアのナジブ首相は15日、不明機が8日未明に消息を絶ってから約7時間飛行したとの見方を強めていると説明。乗員か機内にいた何者かが、トランスポンダと呼ばれる自動信号送受信機のスイッチを切った可能性が高いという。