今年もロードレース世界選手権では、全クラスでレギュレーション(規定)の変更が行われています。その変更がレース結果に大きな影響を及ぼすものから、「こんなことまで決まっているの?」という意外なものまで、さまざまなルールが定められています。この特集では、膨大な量の規定の中から、今シーズンのポイントになる項目を詳しく解説。MotoGPというスポーツのルールが分かれば、レースがもっと面白く見られるはず!
乗り物を操る面白さと、日々の暮らしの中での利便性を同時に満たしてくれる二輪車にいつまでも乗り続けることができるようにするために、私たちにはしなくてはならないことがあります。そうしたことの一つが走行時のCO2排出量の低減です。 この課題への取り組みの一環として、私たちは次のような目標を定め、次世代小型スクーター用グローバルエンジン「eSP」を開発しました。 実用性を重視した力強い出力特性と耐久性のさらなる向上 次世代のグローバルスタンダード・エンジンにふさわしい燃費性能 グローバルモデルに採用することによる地球規模でのCO2低減への寄与 お求めやすい価格の実現 私たちはeSPを2012年発売のPCXをはじめとして世界各地のお客様にそれぞれの地域ごとに、その地域に最も適したタイプのスクーターに搭載してお届けしていきます。 2012年に発売されたeSP搭載新型スクーターは2006年の同等クラスの
カーボン素材導入の歴史 現在のMotoGPマシンにおいて外装部品を中心に使用されるカーボン製パーツは、マシン重量の軽量化などを考えると、なくてはならない存在だ。 私たちが普段「カーボン」と呼んでいるパーツ素材は、正確には「カーボン・コンポジット=炭素複合物」というもので、ほとんどの場合は化学繊維を高温で炭化させた「炭素繊維」を樹脂などで固め、さらに加熱・加圧して作られた「CFRP※1」である。 この、カーボン・コンポジット材(以下カーボン)を使うメリットは、ひとことで言うと「軽くて強い」ことにある(加工法によっては「熱にも強い」性質も実現できる)。 単純に鉄と炭素を比較してみると、鉄は比重7.8/熱膨張係数11.0/融点1500℃、対して炭素は比重1.7/熱膨張係数1.0/融点2500℃以上であり、この大きく異なった物性から見ても、カーボンの持つメリットは理解できることだろう(※比重=純水
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