sorae.jp 宇宙開発 九工大と鹿児島大学の小型衛星「しんえん2」、12月4日に地球に最接近 アマチュア無線による受信協力も呼びかけ 2014年12月3日に、小惑星探査機「はやぶさ2」と共に打ち上げられた小型副衛星のうちの1機である、九州工業大学と鹿児島大学が開発した「しんえん2」が、2015年12月4日18時27分(日本時間)に地球に最接近する。 「しんえん2」には、NASAなどが開発した放射線センサーが搭載されており、深宇宙で計測した宇宙放射線のデータを地球に送信することができるのではないかと期待されている。このデータは科学的に大きな意味のあるものであり、また衛星の電波はアマチュア無線で受信することができるため、世界各地のアマチュア無線家に向けて、受信への協力が呼びかけられている。 (受信方法などは公式サイトをご覧ください) 「しんえん2」は縦・横・高さがそれぞれ50cmほど、質量
カーボン素材導入の歴史 現在のMotoGPマシンにおいて外装部品を中心に使用されるカーボン製パーツは、マシン重量の軽量化などを考えると、なくてはならない存在だ。 私たちが普段「カーボン」と呼んでいるパーツ素材は、正確には「カーボン・コンポジット=炭素複合物」というもので、ほとんどの場合は化学繊維を高温で炭化させた「炭素繊維」を樹脂などで固め、さらに加熱・加圧して作られた「CFRP※1」である。 この、カーボン・コンポジット材(以下カーボン)を使うメリットは、ひとことで言うと「軽くて強い」ことにある(加工法によっては「熱にも強い」性質も実現できる)。 単純に鉄と炭素を比較してみると、鉄は比重7.8/熱膨張係数11.0/融点1500℃、対して炭素は比重1.7/熱膨張係数1.0/融点2500℃以上であり、この大きく異なった物性から見ても、カーボンの持つメリットは理解できることだろう(※比重=純水
川崎重工業が開発した鉄道車両の新型台車「efWING(イーエフウィング)」。世界で初めてというCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用した特殊な構造により、軽量化による省エネ性能の向上に加え、脱線に対する安全性や乗り心地も高めている。川崎重工は鉄道車両を中核事業の1つと位置付けており、「次世代の台車」として国内外で売り込む。 CFRPは軽くて、強度が高いことが特徴で、航空機の胴体などに使用されている。川崎重工は米ボーイング向け部品などを手がけており、これまでCFRPのノウハウを蓄積してきた。 鉄道車両の台車を軽量化する場合、従来は一部を薄くするなど形状を変更する手法が一般的だった。今回は素材を見直し、業界で初めてCFRPを採用した。 通常の台車は鋼製で、メーンフレームである「側(がわ)バリ」と、レールから伝わる振動を抑制する「軸バネ」で構成されている。efWINGは、CFRP製のフレーム
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く