築43年の「大手町ビルヂング」の3階一部を改装し、入居した。すべてを新しくつくり変えるのでなく、あえて古い建物の一部を残し、そのなかに新しい技術やアイデアを盛り込んで、現代的デザインにあふれた空間となっている。「大手町ビルヂング」の古いイメージの廊下から、共用扉を開けた瞬間のステンレスウォールの廊下、その先のスペースに用いられている光ファイバーと同じ原理の照明等が来訪者に「新しい」の印象を与えてそのギャップが面白く、企業のイメージ、アイデンティティが強く表現されている。また情報交換・協働の場としても機能的である。