表紙からしてマリッサ・メイヤー後のヤフーの話かと思いきや、ヤフー全体の歴史を丁寧に描いてありかなり骨太な一冊です。 ※ヤフージャパンではなく米Yahoo! Incの話 初期は成功の歴史なのですが、直近10年位はまさに迷走。イーベイ、グーグル、フェイスブックを買収しそこね。CEO含め幹部選定にミスを続け、出資したアリババ株の値上がりになんとか助けられながら生きながらえている様が描かれています。 マリッサ・メイヤーも最初は周囲の期待感が溢れていた模様も描かれていますが、その後はコテンパンにされています。 ヤフーにとって、彼らは期待に値する人物だった。しかし、全員が敗北した。 メイヤーも同じ運命をたどるのかもしれない。 結局のところ、ヤフーが成功できたのは、世界に一瞬しか存在しない問題を解決したからだ。初期のインターネットは使うのが難しかった。ヤフーがインターネットを簡単にした。ヤフーがイン