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ブックマーク / toshio.typepad.com (29)

  • Guardian紙が選ぶ、これから注目すべきイギリスのネット企業10社

    イギリスのネット企業が注目されている。 Library Houseの調査によると2006年にヨーロッパでネット企業に投資された金額は18億ユーロ。そのうちの31%がイギリスのネット企業への投資だったという。 今年5月には、イギリスの音楽SNS"last.fm"が2億8000万ドルで米CBSに買収され、さらにイギリスのネット企業への注目が高まった。また、イギリスは、(当然ながら)アメリカと同じ英語でサイト展開をしていることで、シリコンバレーで誕生したアイディアを、他言語に翻訳しただけのいわゆるクローンサイトが少なく、オリジナリティで勝負しているところも評価の高さにつながっているという。 以下は、Guardian紙が選ぶ、これから注目すべきイギリスのネット企業10社のリスト。 Dopplr フリークエント・トラベラーのためのSNS。招待ベースオンリー。 Extate 不動産情報に特化した検索エ

    Guardian紙が選ぶ、これから注目すべきイギリスのネット企業10社
  • Google Earthで地球の音を聞く時代へ

    バージョン4.1がリリースされたばかりのGoogle Earthだが、スームインして詳細な衛星写真を見るように、その場所の音を聞くことが、まもなくできるようになる、という。 BBC Newsによると、さまざまな地球上の音を記録してきたWild Sanctuaryという会社が、Google Earthで利用して、ある地域にズームインすると、その場所に関連した音が流れることを計画しているという。 Wild Sanctuaryは、これまでに鳥のさえずり、鯨の鳴き声、街の雑踏の音など3500時間以上のサウンドスケープを記録しつづけている。 5月29日から米サンノゼで開催される"Where 2.0"カンファレンスで、デモンストレーションを行い、まず26種類の音がGoogle Earthで聞けるようになるという。 サウンドスケープはネットでもいくつかあったが、これをGoogle Earthと組み合わせ

  • Yahoo! Photo廃止へ、継続サービスはFlickrに

  • NIN(Nine Inch Nails)のハイパープロモーションに学ぶ

    ロックバンドNIN(Nine Inch Nails)の音楽性は、正直よく知らない。しかし、これまでのロックバンドの枠組みを超えて、「面白いこと」をするバンドとしては気になる存在だった。 2005年4月に、"The Hand That Feeds"という曲をMacのGarageBand仕様で、マルチトラックを公開した時には、その試みに感心したし、実際に、自分なりのリミックスなどもしてみた。 さて、そのNINだが、先週に発売されたアルバムのプロモーションは大変手が込んでいて、もやはプロモーションではなく、その手法自体がアートなのではないか、とさえ思う。 今年に入って行われたコンサートでは、Tシャツにシークレットメッセージが入っており、これを解読すると、I am trying to believeという文章が浮かび上がる。これは、シークレットサイトiamtryingtobelieve.comのU

    NIN(Nine Inch Nails)のハイパープロモーションに学ぶ
  • MicrosoftのSilverlight、AdobeのMedia Player発表 リッチ表現の戦い本格化

    MicrosoftのSilverlight、AdobeのMedia Player発表 リッチ表現の戦い格化 お互いの陣地に攻め入る、そんなアプリケーションがMicrosoft、Adobe双方から発表された。 Microsoftが発表したSilverlightは、AdobeのFlashのように、ブラウザ内でのリッチな表現を実現する。 Silverlightは、クロスプラットフォーム対応となっており、WindowsのIEだけでなく、Firefoxでも動作し、また、MacOSXのSafariでも動くという。Silverlightは、これまでWindows Presentation Foundation/Everywhere(WPF/E)と呼ばれてたもので、WPFをWindows以外のプラットフォームで動作するようにしたもの。 専用サイトからは、各プラットフォーム用のプラグインがダウンロードでき

    MicrosoftのSilverlight、AdobeのMedia Player発表 リッチ表現の戦い本格化
  • データの見える化をカンタンに実現するIBM Many Eyes

    Visualizationは、通常では見えなかったデータの関連性や意味をまさに見えるようにしてくれるものだが、そのためには、これまでは専用ソフト等を使わないといけなかった。 IBMが提供をはじめたMany Eyesというサイトでは、データを投げると、可視化してサイトに表示してくれるウエブサービスだ。すでにいくつかもデータがあがっており、このデータを元に、世界地図にマッピングしたり、円グラフにしたり、することができる。 (IBM Many Eyesのトップページ) もちろん、一からデータを自分で用意して、ヴィジュアライズさせることもできる。 そこで、名スピーチとしてB3 Annexでも取り上げた、Steve Jobsのスタンフォード大学卒業式でのスピーチのトランスクリプトをデータとしてアップロードし、可視化タイプとして、TagCloudを選んで、スピーチの見える化を行った。 それで生成された

    データの見える化をカンタンに実現するIBM Many Eyes
  • Helveticaフォントの映画、公開中

    フォント映画なんて、誰が想像しただろうか? Helveticaフォントは、1957年にスイスのグラフィックデザイナーMax Miedinger氏とEdouard Hoffmann氏によって作り出されたフォントで、世界で最も使われている英文フォントである。誕生から50周年を迎える今年、Helveticaについてのドキュメンタリー映画が製作され、アメリカやヨーロッパの各地で上映されている。 (映画のポスター 出演は、もちろんHelveticaフォントのアルファベットたち!) また、今月からニューヨークMoMAでは、50周年を記念した展示会も行われている。MoMAでは、オリジナルの鉛のタイプフェイスをコレクションに加えたという。 "20世紀のフォント"と呼ばれるHelveticaは、さまざまな企業ロゴにも使われており、アメリカン航空、コム・デ・ギャルソン、トヨタ、また、ニューヨークの地下鉄のさ

    Helveticaフォントの映画、公開中
  • サイト"No one belongs here more than you"に学ぶ本当のクリエイティビティ

    37SignalsのJason Friedをして、「最もクリエイティブなサイト」と言わしめた"No one belongs here more than you"は、作家であり、映画監督であり、パフォーミング・アーティストでもあるMiranda July氏の新刊書籍のプロモーションサイト。このサイトがいまブログ界で話題になっている。 このサイトは、写真のスライドショーのようになっていて、写真に収められた手書きの文字がつぎつぎと現れる極めてシンプルなもの。 (手書き文字を写真に収めたページが続く) 面白いのは、白板に書かれたような文字は、実は、冷蔵庫の上に書かれているという点。スライド(ページ)が進むにつれ、ガス台に舞台が移るのだが、ところどころに笑いを誘う仕掛けもあり、なんとも愉快なサイトになっている。 この手作り感によって、作家の声が読者に届く効果をあげている。 (白板に見えたのは実は冷

    サイト"No one belongs here more than you"に学ぶ本当のクリエイティビティ
  • オススメはこうして決まる! iTunes Storeの裏側

    いまでは、オンライン音楽販売市場の70%を占めるに至ったiTunes Store。 iTunesでアクセスすると、大きくオススメのアーティストが最上部に3つ、中間に6つ、そのほか、小さい画像が 並んでいるが、ここに何を掲載するかを誰が決めているのか、気になったことはないだろうか? Wall Street Journalの記事"Music's New Gatekeeper"では、AppleiTunes Storeの裏側を伝えている。 (iTunesへの掲載は、レコード会社にとっては死活問題) クパティーノのiTunes「編集部」 それによると、まず、iTunes Storeの「編集部」ともいうべきセクションは、Appleのクパティーノ社内にある、という。通常のプログラマーたちがいるところとほぼ同じだが、よく見ると音楽関係のポスターなどが張ってあるらしい。 iTunesの「編集部」は、音楽

    オススメはこうして決まる! iTunes Storeの裏側
  • digg.com創業者、Kevin Roseインタビュー@MTV

    一番人気のソーシャルニュースサイトとなったdigg.comの創業者のKevin Rose氏のインタビューがMTVで見られる。 (digg.comの創業者 Kevin Rose氏・右) ビデオは5に分かれており、それぞれ3分程度、diggnationの収録舞台裏や、iTunesにpodcastボタンが出来て、みんなpodcastに色めきだった話などをしている。 中でも興味深いのは、TV局に勤めていながらサイドプロジェクトとしてdigg.comをはじめたころの話。なんでも、家を買おうと思ってはじめた貯金をdiggにつぎ込んだとか。その後、起業を決意する。 podcast成功の秘訣は…、カメラがあることを忘れて、ビールを飲みながらテックの話をすることとか。 Apple TVがようやく出荷されたことで、独立系ビデオがリビングで見られる新しい時代に入ったといえる。Apple TV時代、どのような第

    digg.com創業者、Kevin Roseインタビュー@MTV
  • ベンチャーマインドを呼び覚ますYahoo!

    最近、めっきり元気のないYahoo!だったが、2週間ほど前の2月7日に発表した"Pipe"は、ネット界の大きな反響を呼んでいる。"Pipe"は、いわゆるMash-upを簡単に行うグラフィック・ツールで、たとえば、複数のニュースRSSを合成して、それを別の言語に機械翻訳して、吐き出すといったことが、パーツを組み合わせる感覚でできる。 (Yahoo! Pipes) Tim O'reillyは、この"Pipe"は「インターネットの歴史の重要なマイルストーンだ」と最大級の賛辞を送る。 さて、Yahoo!の最近の動きについて、Business Weekの記事、"Yahoo Taps Its Inner Startup"によると、Yahoo!には、現在"Brickhouseプロジェクト"なるものが進行中であり、元来Yahoo!が持っているベンチャーマインドを呼び覚まして、新しいアイディアやイノベーショ

    ベンチャーマインドを呼び覚ますYahoo!
  • Google Master Plan

    "Googlezon"は、2004年に制作されたフラッシュビデオの秀作"Epic 2014"に登場するGoolgeとAmazonが合併した際の名称であることはあまりに有名だが、いま現在のGoogleの「計画」進行状況ともいうべき、"Google Master Plan"という動画が、簡潔でよくまとまっている。 もはや、プライバシーなどない、という視点で描かれた"Google革命"。ドイツの大学の学士論文としてOzan HaliciとJürgen Mayerによって制作された動画は、赤と黒を基調としたグラフィックもよくできている。 #それでもGmailのない生活なんて考えられないが...。 ("Google Master Plan" by Ozan Halici & Jürgen Mayer 3分12秒) Master Plan - About the power of Google Epi

  • 米Apple、英Apple Corpsと商標問題で和解

  • YouTube、敵か味方か ハリウッドの視点

    ハリウッドから見たYouTubeの著作権違反問題について、New York Timesの記事"Hollywood Asks YouTube: Friend or Foe?"が面白い。 記事を読むと、私たちが思っているほど、コトは単純(?)ではないことがわかる。 記事は、ラッパーEminem映画「8マイル」から始まる。つい最近まで、映画「8マイル」は12にわけてYouTubeにアップされていた。映画をアップした18歳の少年は、映画を交換する友達のためにアップしたと答えているという。 当然、映画を配給したUniversal Picturesの親会社NBC Universalは、この動きを快くは思っておらず、ある記者の通報がきっかけで、この一連の動画を取り下げさせたという。 NBC Universalには、こうした著作権違反の動画を探して、取り下げさせる専従の社員が3人いて、毎月1000以上

  • 中国のYouTube的ネット最新事情

    最近の中国のインターネット事情について、Business Week誌の"China: Falling Hard for Web 2.0"がうまくまとまっている。以下、その記事を中心に、中国におけるYouTube的ネット状況について。 中国のインターネット人口は、2006年には、30%増加し、1億3000万人以上いるという。これに対して、アメリカ企業も中国進出をさまざまな形で進めている。MySpaceは日に続いて、中国への進出を検討しており、Googleは動画共有などを行うXunlei.comへの出資・株式取得を今月5日に発表した。 (取引の詳細は発表されていないが、ヘラルドトリビューン紙の報道では、500万ドルを出資し、4%の株式を取得したという) (Googleが出資したXunlei.com) 中国のインターネットベンチャーは、アメリカ投資家の関心も高く、BW誌の記事によれば、アメリ

    中国のYouTube的ネット最新事情
  • 米PBS、科学番組のパイロット版3本を事前ネット公開

    米PBSは昨年暮れに、科学番組のパイロット版を3公開し、視聴者にどの番組が新番組としてに相応しいか、決めてもらうと発表したが、その3が年明けからネットで公開された。3日(現地時間)から3週間にかけて、テレビでも放送される。 PBSが放送前に、番組をまるごとネットで公開するのは初めて。1月いっぱいネットで視聴できる。 (それぞれのサイトではストリーミング版、iTunes USでは、Podcastとしてダウンロードできる) 視聴者の意見で決まった番組は、秋から10回シリーズとして放送される予定。 3の番組とは、"WIRED SCIENCE"、"SCIENCE INVESTIGATORS"、"22ND CENTURY"で、それぞれ約56分の科学番組となっている。 3つの番組を、かなり駆け足で見たが、"WIRED SCIENCE"はWiredのテレビ版として注目されているが、キャスター陣が軽

    米PBS、科学番組のパイロット版3本を事前ネット公開
  • 打倒Googleをねらう4つの検索ベンチャー

    さて、今年もおそらくGoogleとその周辺についての記事が多くなると思われるが、これもその一つ。 1月1日付けのNew York Timesには、"In Silicon Valley, the Race Is On to Trump Google"という記事が掲載されている。 最初に紹介されているのは、自然語での検索をめざすPowersetというベンチャー企業。Powersetは、まだ検索サイトをオープンしていないが、エスター・ダイソン女史が出資するなど注目を集めている。ダイソン女史は、Powersetのプレスリリースで「Google歴史最後の検索エンジンではないはずだ」と語っている。 ほかには、hakia、ChaCha、Snapといった検索ベンチャーが紹介されている。 業界団体のNational Venture Capital Associationによると、2004年年頭からベンチャ

  • New York Times Magazineのアイディア特集

    先週の日曜日に出たNew York Times Magazineのアイディア特集が面白い。 12月も半ばなので、さまざまな2006年回顧企画が出ているが、"The 6th Annual Year in Ideas"は、アメリカがアイディア立国であることを思い起こしてくれる。 74ものアイディアがあるがいくつかを拾ってみる。 ("The 6th Annual Year in Ideas") The Ambient Walkman これは、外の音に反応した環境音を聞かせる「ウォークマン」。音楽を聴くと環境と切り離されてしまうし、現実の音はあまりに味気ないということから生まれた。工事現場の音も、なんだか趣きのあるアンビエントサウンドに変えてくれるという。 Reverse Graffiti グラフィティのリバース版。つまり、汚れた壁などの一部を綺麗にすることで、グラフィティにするというもの。 Wo

    New York Times Magazineのアイディア特集
  • Yahoo!ニュース投稿サイト"You Witness News"をオープン

    Yahoo!は、ユーザーが撮影した動画や写真を投稿ニュースとして取り上げるサイト"You Witness News"を開設した。 NYTimesによれば、投稿された動画や写真は一旦、Flickrや動画サイトに掲載され、編集者によって選択されたものが、Yahoo! Newsに掲載されるという。また、来年には通信社のReutersによって世界中に配信されることもある、という。 (オープンしたYou Witness Newsのサイト) (動画による投稿のインストラクションも充実している) 一昨年のインド洋沖の津波災害や、昨年のロンドン地下鉄爆破事件など、一般の市民が撮影された動画や写真によって、ニュースの一報が伝えられる機会が多くなっている。このことから、大手メディアが、ニュース映像を募集する動きが広がっており、すでにCNNやBBCも同様のサイトを立ち上げている。 Yahoo! News - Y

    Yahoo!ニュース投稿サイト"You Witness News"をオープン
  • Walmart、映画ダウンロードビジネスに参入

    アメリカのスーパーマーケットWalmartはアメリカのDVDセールスの実に40%を占める小売チェーンであり、ハリウッドに対しても物言いができる立場にあるといわれている。そのWalmartがこのほど映画ダウンロードビジネスに参入した。 思い出されるれるのは、9月に映画ダウンロードビジネスに参入したAppleに対して、Walmartが圧力をかけていたという噂だ。 その意味でも、今回の参入は興味深い。 映画ダウンロードというビジネスは、DVDの売り上げに影響してしまうのではないかという懸念がある。 そこで、Walmartは、DVD購入者へのサービスとして映画ダウンロードを位置づけた。 WalmartでDVD版の"Superman Returns"を買うと、ダウンロード特典がついてくる。 ダウンロードしたい場合は、DVDに封入されているシールにかかれたコードをサイトに入力し、ダウンロードする。その

    Walmart、映画ダウンロードビジネスに参入