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2009年2月16日のブックマーク (4件)

  • 村上春樹、「エルサレム賞」授賞式の講演要旨 中国新聞

    【エルサレム16日共同】作家の村上春樹さんが15日行った「エルサレム賞」授賞式の記念講演の要旨は次の通り。 一、イスラエルの(パレスチナ自治区)ガザ攻撃では多くの非武装市民を含む1000人以上が命を落とした。受賞に来ることで、圧倒的な軍事力を使う政策を支持する印象を与えかねないと思ったが、欠席して何も言わないより話すことを選んだ。 一、わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。 一、高い壁とは戦車だったりロケット弾、白リン弾だったりする。卵は非武装の民間人で、押しつぶされ、撃たれる。 一、さらに深い意味がある。わたしたち一人一人は卵であり、壊れやすい殻に入った独自の精神を持ち、壁に直面している。壁の名前は、制度である。制度はわたし

  • http://www.youtube.com/watch?v=m9TyQPXPpAE

  • 米、八つ子出産に批判…医師は指針違反疑い : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    無職の母、子供14人に 【ロサンゼルス=飯田達人】米カリフォルニア州で先月26日に生まれた八つ子を巡り、体外受精を担当した医師と、出産した母親への批判が米国内で強まっている。 医師は米生殖医学会の指針に違反した疑いが強く、母親は既に6人の子供がおり、計14人の子供を育てていける経済的な余裕がないためだ。当初は出産を祝福したメディアも、「無責任な出産」と報じている。 米メディアによると、担当医はマイケル・カムラバ医師(57)。出産したのはナディア・スールマンさん(33)。 体外受精は通常、不妊に悩む女性を対象とし、同学会の指針では、35歳未満の場合、戻す受精卵は原則2個以下。40歳以上でも5個までとしている。戻す個数を原則1個としている日などに比べ、米国では医師の裁量に任せられている部分も大きく、今回の出産では、スールマンさんの求めに応じ、医師は6個の受精卵を子宮内に戻した。 スールマンさ

  • 【断 久坂部羊】終末期医療はだれのため? - MSN産経ニュース

    私が在宅医療で診ていた乳がんの末期患者Kさん(72)が、いよいよ危なくなって入院し、その3週間後に亡くなったという連絡が届いた。報告書によると、Kさんは午後8時過ぎに、病室を巡回した看護師によって、心肺停止の状態で発見されたらしい。すぐに当直医が呼ばれ、心臓マッサージなどの蘇生(そせい)処置を受け、心拍が再開した。その後、人工呼吸器を装着し、強心剤などの投与を行ったが、治療の甲斐なく、翌日の午後9時過ぎに息を引き取ったという。 この処置により、家族はKさんの死に目に会うことができた。それはよかったが、実際の蘇生処置を知っている私としては、ちょっと複雑な気持ちになった。 慌ただしくのどに人工呼吸の管を挿し込まれ、激しい心臓マッサージを受けるのは、決して穏やかなことではない。Kさんは痩(や)せていたので、格的な心臓マッサージを受けたら、肋骨(ろっこつ)が折れた可能性も高い。点滴だけでなく、尿