タグ

ブックマーク / mag.osdn.jp (45)

  • ディレクトリ別のディスク使用率チェックをクールにこなすツール群 | OSDN Magazine

    コンピュータ世界におけるパーキンソンの法則が成立し続けるなら、どのような大容量ディスクを搭載していようとも、やがては空き容量不足に陥ることになる。そしてこうした現象が現在進行形で問題化しているユーザであれば、ディレクトリ別のディスク使用率の解析ツールを利用して、何が空き容量をいつぶしているのかを確認すべきだろう。 最初に紹介する Filelight はKDE用に開発されたツールだが、その他のデスクトップ環境でも利用できる。最新バージョンは2006年9月にリリースされたきりであるものの、開発者はKDE 4バージョンの公開も検討しているようであり(確約ではないが)「ぼちぼち作業を進めています」とのことだ。Filelightは多くのディストリビューションに取り込まれているので、そうした環境ではパッケージマネージャからインストールすればいい。またFilelightはKonquerorプラグインと

    ディレクトリ別のディスク使用率チェックをクールにこなすツール群 | OSDN Magazine
  • ValaによるGNOMEアプリケーションのプログラミング | OSDN Magazine

    GNOMEのプログラミング言語Valaを使えば、わざわざANSI Cでオブジェクト指向的なプログラミングをしなくても、GNOMEデスクトップのコア部分であるGLib2オブジェクトシステムを利用できる。MonoやJavaとは異なり、Valaのプログラムには仮想マシンもランタイムライブラリも必要なく、Valaオブジェクトを利用する人々はそれらがC以外の言語で書かれていることを知る必要さえない。 Valaコンパイラのvalacは、ValaのコードをCのコードに変換し、その結果をgccでコンパイルすることによってオブジェクトコードを生成する。従来のC言語環境で高水準言語を使おうとすると、言語のバインドという大きな問題に直面する。具体的には、それらの出所、メンテナンス状況、バグの有無などだ。バインドの質が低いと、高水準言語の利用はC言語以上にストレスを感じさせるものになり得る。ValaにはGLibの

    ValaによるGNOMEアプリケーションのプログラミング | OSDN Magazine
  • グラフィカルなマウントマネージャ3種類を試す | OSDN Magazine

    かつてのGNU/Linuxは、ファイルシステムのマウント/アンマウントが容易だった。mountコマンドの基的なことや、テキストエディタによる「/etc/fstab」ファイルの編集の仕方を知っていれば、それで済んだ。しかし、カーネル2.6へのudevの追加によるプラグ&プレイへの対応、USBデバイスのホットスワップを求める声、論理ボリュームマネージャの利用増加などにより、マウント/アンマウントの手順は複雑化している。その数を伸ばしつつあるデスクトップユーザの多くは、そうした複雑さについていけないだろう。そこで登場してきたのが、Forlex Mount Manager、PySDM、MountManagerといったグラフィカルなマウントマネージャだ。 Forlex Mount Manager Forlex Mount Managerは、ForLExのライブCD用に開発された。ForLExは、イ

    グラフィカルなマウントマネージャ3種類を試す | OSDN Magazine
  • AppChecker――Linux Foundationからリリースされた新世代の開発支援ツール | OSDN Magazine

    2008年8月11日11:08 Steven-J.-Vaughan-Nichols(2008年8月7日(木)) Linux関連の開発作業で最も負担と感じるものは何かという質問を独立系ソフトウェアベンダ(ISV)に対して行った場合、その返答としては、SUSEだのRed HatだのUbuntuだの様々なディストリビューションの対応製品を際限なく準備しなくてはならない点だという不満が返ってくるだろう。この種の不満はISVに限らずLinux関連のプログラマであればおそらく誰でも感じているはずのものだが、そうした負担を大幅に軽減してくれるのが、Linux Foundationから先日ベータ版がリリースされたばかりのLinux Application Checker(AppChecker)という新機軸のプログラムなのだ。 AppCheckerはオープンソース型Linuxプログラムとして提供されており、

    AppChecker――Linux Foundationからリリースされた新世代の開発支援ツール | OSDN Magazine
  • デスクトップを録画するLinux用ツール | OSDN Magazine

    Linux上で利用可能なスクリーンキャスト用アプリケーションは数多く存在する。そのようなアプリケーションを使えば自分のデスクトップ上で起こっていることすべてをビデオとして録画することができるので、ブログやチュートリアルで使用するためのデモを作成したり、プロジェクトの説明に静止画以上の効果を持たせたりするのにうってつけだ。 利用可能なアプリケーションは数多くあり、各アプリケーションでは異なる組み合わせの機能/オプション/出力形式が提供されている。したがってアプリケーションを選ぶ際には、ビデオの解像度をどれほど調整したいのかやLinux以外のオペレーティングシステム上でもビデオを利用可能にしたいのかどうかなどを基準にして検討しよう。例えばFLACやOgg Theoraなどよく使用されているオープンソースの出力形式は、Linux上ではネイティブに動くがプロプライエタリなオペレーティングシステム上

    デスクトップを録画するLinux用ツール | OSDN Magazine
  • 「しまった」という時のためのext3undel | OSDN Magazine

    rmコマンドはデータを削除するためのパワフルなツールだ――が、ファイルやディレクトリを誤って削除してしまった場合にはそうとも言っていられない。しかしありがたいことに ext3undel ユーティリティを使えば、ext3ファイルシステム上で誤って削除してしまったデータを復旧することができる。ext3undelを使えば、ファイル名で指定したファイルを復旧させることもできるし、削除されたという印が付けられている全ファイルを復旧することもできる(ただしこの場合ファイル名は復旧できないため目的のファイルを見つけるためにファイルの内容を確認する必要がある)。 ext3ファイルシステム上の各ファイルは、2つの部分から構成されている。一つは、ファイル名、容量、作成日時、アクセス日時などのファイルのメタデータで、inodeというUnixのデータ構造の中に保存されている。もう一つの部分であるファイルの実際の内

    「しまった」という時のためのext3undel | OSDN Magazine
  • Phoronix Test SuiteによるLinuxデスクトップのベンチマーク実行 | OSDN Magazine

    オープンソースのテストツールにはさまざまなものがあるが、最近になるまで2台のLinuxマシンで簡単にパフォーマンスの測定と比較ができるものはなかった。だがこの問題は6月にリリースされた Phoronix Test Suite (PTS)によって見事に解決された。このテストスイートを使えば、複数のLinuxマシンの評価と比較により、Webサーバのホスティングやゲームのプレイといった特定のタスクに適した環境設定を見つけ出すことができる。 PTSを開発したのは、Linux搭載ハードウェアのレビューや分析で有名なPhoronix.comというサイトの運営も行っているPhoronix Mediaである。PTSを利用する場合は、ソースのtarballのほか、Debian/Ubuntu用のコンパイル済みバイナリもダウンロードできる。依存関係は最小限に抑えられており、詳細なインストール手順も付属する。 こ

    Phoronix Test SuiteによるLinuxデスクトップのベンチマーク実行 | OSDN Magazine
  • Geditプラグインあれこれ | OSDN Magazine

    ディストリビューションをあれこれ渡り歩いていると、GNOMEのテキストエディタGeditがどのシステムでも同じとはかぎらないことに気づく。たとえば、DebianのGeditは比較的単純なテキストエディタだが、Ubuntuに行くと、Debianユーザにとっては「目から鱗」ものの多機能エディタに変身する。この違いは、個々のディストリビューションがデフォルトでGeditに詰め込み、有効化しているプラグインの数々に由来する。プラグイン1つ1つによる変更はわずかでも、それを10個以上も取り入れると、コードを書くにせよプレーンテキストを書くにせよ、これがほんとうにGeditかと思うほど大きく変化する。 Geditプラグインのなかには、Geditに標準で組み込まれている(ただしデフォルトで有効化されているとはかぎらない)ものもあるし、Gedit-Pluginsパッケージの形でディストリビューションに付随

    Geditプラグインあれこれ | OSDN Magazine
  • Conky設定ガイド | OSDN Magazine

    Conky は他に例を見ないほど優れたLinuxシステム監視ツールだ。Conkyは軽量なシステム監視ユーティリティで、システムのほぼあらゆる面に目を配るのに役立ち、設定可能なオプションを非常に多く提供している。ただしそのような柔軟性には代価もあって、Conkyの全設定が保存されている.conkyrcというファイルは、手動で作成して調整する必要がある。しかしいったん.conkyrcファイルの書き方を覚えてしまえば、非常にパワフルなConky設定プロファイルを簡単に作成できるようになる。 Conky .conkyrcファイルは2つのセクションに分かれている。一つはConkyの見掛けを決めるためのもので、もう一つは監視するデータを決めるためのものだ。セクションは「TEXT」というマーカで区切られている。.conkyrcファイルは普通のプレーンテキストファイルなので、好みのエディタを使って編集する

    Conky設定ガイド | OSDN Magazine
  • Linux向けのマルウェア駆除ツール | OSDN Magazine

    LinuxWindowsよりもマルウェアへの耐性が強いことがわかっており、ウイルス感染についてはとりわけその傾向が強い。だが、リモートエクスプロイトによってワーム、トロイの木馬、ルートキットの影響を受けやすくなってしまう点は、ほかのどんなプラットフォームとも同じだ。最近のニュースで話題(翻訳記事)になったLinux/Apacheサーバでの障害発生の責任が、セキュリティ上の影響を被ったサイトを訪れてマルウェアに感染したWindowsユーザにあるとしても、これを機にLinuxデスクトップおよびSOHOユーザ向けの優れたルートキット(rootkit)/マルウェア検出ツールを紹介しておくのも悪くないだろう。そこで稿では、特によく知られている3つのツール、Chkrootkit、Rootkit Hunter、Ossecを簡単に比較する。 Chkrootkit Chkrootkitは、さまざまな方

    Linux向けのマルウェア駆除ツール | OSDN Magazine
  • あなたの武器庫にrootkit hunterはあるか? | OSDN Magazine

    あれは3年前のこと。ある朝起きた私は、Web/メールサーバが動かなくなっているのを発見した。今振り返ると、Linuxだから安全だと私は思い込んでいた。 現在はそんな慢心はない。使用中のアプリケーションには、常に最新のセキュリティパッチを当てるようにしている。必要のないサービスは実行しない。自分と荒野の間にはファイアウォールを置いた。まだルーチン化していない対策もあり、ルートキットの定期チェックなどもその1つだ。もっとも、これがルーチンに加わる日も近い。rootkit hunterという小粋なプロジェクトの存在を知ったからだ。 Michael Boelenがrootkit hunterを開発しようと思い立ったのは、FreeBSD 5.0をインストールしたばかりのマシンを偶然スキャンした日の翌日だった。マシンはインターネットに接続してなかったが、スキャンに使ったツールchkrootkitは「バ

    あなたの武器庫にrootkit hunterはあるか? | OSDN Magazine
  • Open Tech Press | コード開発プロジェクトにおけるソース管理システムの正しい利用法

    ソース管理システムの適切な使いこなしはプログラマにとって重要なスキルの1つであるが、その習得となると、実務の現場での経験と試行錯誤を通じて身につけるしかない。そのため学生や趣味のプログラマにとって、こうしたシステムの習得は時間がかかる以上に苦痛を伴う作業のはずだ。よって稿では、ソース管理システムの初心者が陥りやすい落とし穴および、それらを回避するためのベストプラクティスを具体例とともに解説することにする。 ソース管理システムを使用する質的な目的は、プログラマに余分な負担を掛けることなくプログラミング作業に集中させることである。そして開発対象のソフトウェアに追加した変更が思っていた程の効果を発揮しなかったり、あるいは追加そのものが間違っていたという場合でも、ソース管理システムを使用していれば最後にチェックインしたバージョンへと即座に復帰させることができる。またコードベース開発を複数のプロ

    Open Tech Press | コード開発プロジェクトにおけるソース管理システムの正しい利用法
  • 軽量なソフトウェアから高機能なデスクトップを構築する | OSDN Magazine

    家にはノートPCと小型のPCがあるのだが、会社でやり残した仕事を終わらせるためにノートPCを使っているときにガールフレンドが遊びに来ると、彼女は小型のPCを使うしかない。その小型のPCには1GHzのVIAプロセッサと128MBのRAMが搭載されていて、Ubuntuがインストールしてある。Linuxをインストールしていてもなおブートに長い時間がかかるのはご想像通りだが、それに加えてGNOMEの実行もあまりに低速なのでかなりいらいらさせられる。フォーマットし直してFluxbuntuのような軽量Linuxディストリビューションをインストールするという手もあるが、その小型PCにはCD-ROMドライブがないということと、すでに10GBのデータを置いてあるのでバックアップに長い時間がかかるということを考えるとそれは避けたかった。そこで今回、彼女がPCをより快適に利用できるようにするために、軽量なソフト

    軽量なソフトウェアから高機能なデスクトップを構築する | OSDN Magazine
  • GNOME Doのもたらすアプリケーション/ファイル検索の新境地 - SourceForge.JP Magazine

    近年、Linuxシステムで使用可能なアプリケーション数が爆発的に増加しているが、メニュー画面を何層も何層も移動させられるのはお世辞にも楽しい作業とは言えない。また同様に、頻用するファイル群を一箇所に集めておくとアクセスが便利になるが、こうした手法もファイル数が増えるに従い目的のファイルを探し出すのは徐々に難しくなっていく。その点Macユーザの場合は、Blacktree Softwareから提供されているQuicksilverというMac OS X用ユーティリティを使うことで、ファイルやアプリケーション名の先頭数文字を入力するだけで一致度の最も高い候補をランチャ上にポップアップさせることができ、非常にうらやましい限りだ。もっともこのQuicksilverも最近オープンソース化されているため、Linuxユーザとしてはその早期の移植を歓迎したいところだが、実はこの種のクローンツールは、KDE用の

    GNOME Doのもたらすアプリケーション/ファイル検索の新境地 - SourceForge.JP Magazine
  • Linuxでスクリーンキャストを作成するには | OSDN Magazine

    何らかのハウツーを示す際、一連のスクリーンショットを順番に写し出すビデオという形で単純なスクリーンキャストを用意しておくだけで、言葉でいくら説明しても説明できないようなことを簡単に説明できることも多い。Linuxといくつかのオープンソースのアプリケーションを利用すると、そのようなスクリーンキャストの作成を簡単に行なうことができる。 Linux上でスクリーンショットを取るには、いくつかの方法がある。ここでは、ImageMagickのimportプログラムを使ったシェルスクリプトを使用する。 #!/bin/sh # NTSC 720x486 in columns 88x27 i=0 while [ 1 ] do x=$[i+10000]; import -frame -window $1 "cap_${x/1/}.miff" i=$(( $i + 1 )) # sleep 2s done 上記

    Linuxでスクリーンキャストを作成するには | OSDN Magazine
  • WiFi Radarで簡単接続

    WiFi Radarは、あちこちのワイヤレスアクセスポイント(ワイヤレスAP)を移動しながら使用する人にとっては便利なツールである。私のラップトップは、自宅LANのワイヤレスAPに接続することもあれば、LUGミーティングが毎週開催されるオースティンのダウンタウンの無料ワイヤレスサービスに接続することもあり、また旅行中には空港やホテルのワイヤレスAPに接続する場合もある。WiFi Radarを使用すれば、どこにいても簡単に接続を切り替えることができる。 このソフトウェアは、Gentoo、Debian、Ubuntu、SUSE用にプリパッケージ版が用意されている。WiFi Radarのホームページから最新のtarballを入手することもできる。 私はwifi-radar-1.9.6.tar.bz2をダウンロードし、コマンドラインにtar xjf wifi-radar-1.9.6.tar.bz2と

    WiFi Radarで簡単接続
  • Metasploit 3.0――ユーザの良心が試されるシステム貫入試験ツール | OSDN Magazine

    Metasploit LLCから先月末、システム貫入試験ツールとして人気の高いMetasploit Framework(MSF)のバージョン3.0がリリースされた。同ツールの記述言語は、バージョン1および2段階では主としてPerlが用いられていたが、バージョン3.0ではRubyをメインとした全面的な再構築が施されている。 今回のリリースにおける目立った変更は実験的なGUIモジュールの試験採用であるが、真に注目すべきは、同ツールによるエクスプロイト(exploit:侵入手口)の検出と実行を自動処理するdb_autopwnの追加とすべきかもしれない。 MSFは、コンピュータシステムへの貫入試験を自動実行するために構築されたツールである。そのため同ツールには、WindowsLinux、BSD、Unix、Mac OSの各種リリースという特定のターゲットへの不正進入手段として知られている様々なエク

    Metasploit 3.0――ユーザの良心が試されるシステム貫入試験ツール | OSDN Magazine
  • セキュアなLinux環境への近道――Damn Vulnerable Linuxの無防備さを極めろ! | OSDN Magazine

    Damn Vulnerable Linux(DVL)には、セキュアなLinuxディストリビューションであれば備えていては“いけない”あらゆる要素が取りそろえられている。DVLの開発陣は、セキュリティホールの原因となる穴だらけの旧式ソフトウェアを意図的に寄せ集めることで、外部からの攻撃に対して無防備極まるLinuxディストリビューションをわざわざ生み出したのだ。もっともこのディストリビューション、一般ユーザのデスクトップ環境で使われることを前提としている訳ではなく、コンピュータセキュリティ用の教材として作られたのであるが。 DVLは、1枚のライブCDに収められた容量150MBのISO形式で配布されている。その母体とされたのは、コンパクトなLinuxディストリビューションとして人気の高いDamn Small Linux(DSL)であるが、その選定理由はこうしたサイズの小ささだけではなく、2.6

    セキュアなLinux環境への近道――Damn Vulnerable Linuxの無防備さを極めろ! | OSDN Magazine
  • 新任のFedoraテストリード、仕事に取り掛かる | OSDN Magazine

    Fedoraプロジェクトの新任テストリードWill Woodsは、その地位に就いてまだ数週間なのに、もう明確な目標を定めている。SlashdotでFedoraの話が出ると彼はいつもこう指摘する。「FedoraはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)のためのRed Hatによるベータテストに過ぎないと論う人が必ず出てくるものだが、それは事実に反する。そうした言われなき発言が二度と繰り返されぬようにしたいと思う」 Woodsは、Red Hatの社内テストツールをFedoraに導入することと、Fedora内における正式なテスト手続きを体系化することで、このような排斥の根を断ちたいと考えている。この目標を達成することで、もっと大規模なテストを徹底的に行うようフリーソフトウェアコミュニティ全体を仕向けることができると期待しているのだ。 Woodsは、品質保証の専門家になるつもり

    新任のFedoraテストリード、仕事に取り掛かる | OSDN Magazine
  • GDB/GDBserverによるクロスターゲットのリモートデバッグ | OSDN Magazine

    Linuxベースの組み込みシステムで動くアプリケーションのデバッグは厄介な仕事だが、理論上はGDB(GNUデバッガ)を使えば、ゆとりで片付けられるはずである。だが実際には、そのためのGDBのセットアップがやや難関となる。現実に作業が発生するし、克服すべき技術的な障害も存在するからだ。とはいえ、当て推量に頼らずプログラムを一定の方法で系統的にデバッグすることのメリットは、この作業にかかる手間を補って余りある。この作業で生ずる困難を軽減するヒントをいくつか紹介しよう。 ターゲットプラットフォームでフル装備のGDBを動かさなくても GDBserver を使う手がある。別のマシンでGDBを実行できるようにするプログラムだ。GDBserverを使う利点は、GDBの消費するターゲットリソースのほんの一部しか消費しないことにある。デバッガの低レベルの機能(ブレークポイントの設定、ターゲットプロセッサのレ

    GDB/GDBserverによるクロスターゲットのリモートデバッグ | OSDN Magazine