愛知県の大村知事のリコール運動を巡る署名偽造事件で、名古屋市の選挙管理委員会が、第三者委員会を設置する方針を示しました。 この事件で警察は、署名を偽造したとして地方自治法違反の疑いで、運動の事務局長田中孝博容疑者(60)らを逮捕し、捜査を進めています。 23日の名古屋市議会の本会議で自民党の藤田和秀議員は、捜査後に選挙管理委員会へ返却される署名簿の扱いや、全容解明への考えについて質問しました。 選管は「署名簿を保全して調査を進めるほか、第三者委員会を設置して再発防止策などを検討したい」と答弁しました。