プロ〇ンガス販売店勤務という職業柄、日々いろんなお客と対峙してるのだが、たまに『あぁ、この人大丈夫かな?』というか、言い方は悪いが正直『終わってんな…』と感じることも多々ある。 とあるアパートの給湯器の交換に行った時のこと。了承を得たうえで本人不在の状態で踏み込んだのだが、ます部屋全体に漂う黴臭さにたじろいだ。なんと8畳一間の部屋に足の踏み場もないほどうず高く大量の本が散乱している。タンスや机、本棚といった家具や家電も一切ない。そのため『一体どこで寝るんだろう?』というくらい生活のスペースがない。大家さんからは税務署勤務の中年男性が一人暮らししていると聞いていたのだが、そんな堅実な仕事からは想像もできないほど、何かが欠落してるとしか思えないような生活。 またいわゆる『ゴミ屋敷』と呼ばれても仕方ないような一軒家に住むお客もいる。「ガスコンロの火がつかなくなった」と連絡があったので行ってみると