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ブックマーク / zuisho.hatenadiary.jp (10)

  • 「他者に正しい価値観や規範を内面化させたい」という欲望 - ←ズイショ→

    先日、大学時代の後輩の男と久しぶりに会って酒を飲んでいたらこんな相談を受けた。 職場で男性社員同士が女子社員を品定めして順位をつけるようないわゆる下世話な話をしていて、その話に混ぜられそうになるのが嫌だ、と。 あまり角を立てるのは意ではないが、どう言うのがうまいだろうか、という話であった。 で、僕は自分の職場でそういう会話が発生してたら何ていうかなーと考えた結果、「少なくとも自分のいるところではそういう話は控えて頂きたい。自分のいないところでも他に女性スタッフがいるところでは控えるべきだろう。できれば勤務中にそういう話をすること自体もない方が好ましい。そういう話が好きな男だけの飲みの席で身内で楽しむ分には止める権利はないかもしれないが、その文脈を会社に持ち込むのは極めて好ましくない」とかになるかなぁと考えた。 まぁ、実際これを言える人そうでない人がいるし(僕は会社ではそこそこそういうの言

    「他者に正しい価値観や規範を内面化させたい」という欲望 - ←ズイショ→
    masarin-m
    masarin-m 2019/06/09
    I agree!! まったくですよ。大切なのは、正しさよりも必要性。必要な範囲で変えていく。表面がそうやって変わると、それに伴って内面が変化するんだよ。まずいのは自分が絶対的な正義だと思い込むこと。一番怖い。
  • ゾーニング問題は突き詰めると「どっちが檻に入るか」問題になる。 - ←ズイショ→

    http://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2019/02/27/233854 昨日書いたのがなんかそこそこ読まれていました。 僕が思うのは、たとえば「誰も傷つけない表現なんかない」なんて手垢のついた言葉があります。で、これは実際そうだと思います、たとえばでいうと僕も不妊に苦しんでいた時期が長かったので相当に、身に覚えがあります。「子供がいるから私は幸せだ」という表現に傷つけられた思い出は、俺は枚挙にいとまがない。なので俺は子供ができた今も「子供の有無なんざで俺の人生の幸不幸は決定づけられないぜ」と言ってます。言い続けています。これはこれできっと誰かを傷つけているのでしょう。 ある事象について極端な批判が出ると「親でも殺されたんか」というコメントを見かけることも少なくないが、それだってその事象への批判に批判的な同志の中には既に親を亡くして辛い思いをした人もいるわけ

    ゾーニング問題は突き詰めると「どっちが檻に入るか」問題になる。 - ←ズイショ→
    masarin-m
    masarin-m 2019/03/01
    わかるわー。「私には傷つく表現だったな、しかしそれは私の問題だ」けど全体的にはすばらしい作品だった。それに出会いたい。ディズニーじゃ満足できないもの。
  • 『いだてん』の喫煙描写、むしろ重要な小道具の可能性はある。 - ←ズイショ→

    馬鹿がなんか言ってるのはまあ良いとして。 タバコ吸う主要キャラクターって誰がいたっけ? 田畑政治、三島天狗、美濃部考蔵、あと橋愛もキセル吸ってたっけ?忘れた。 昭和を描くなら喫煙描写はそりゃ当然出てくるっしょ、けど批判が出てくる可能性はあるよね、って話はさすがに作り手側でもやってそうな気はしてて、それなら「物語上ちゃんと必要なもの」としてタバコを登場させてる可能性はあるかもなーと思った。 三島天狗はもともと喫煙者なんだけど、オリンピック行くことを決めてからタバコをやめてる描写が既にあるんだよね。つまり作品内世界においても「タバコは身体に良いものではない」という認識は存在してるわけです。で、競技者としてパフォーマンスを最大化しようと思ったらタバコは吸わない方が良いって価値観も提示してるわけです。 で、まだ登場シーンが少ないけれど恐らくめちゃめちゃヘビースモーカーであることが予想される田畑政

    『いだてん』の喫煙描写、むしろ重要な小道具の可能性はある。 - ←ズイショ→
    masarin-m
    masarin-m 2019/02/22
    たぶんだけど、宣伝効果的には反論を出した時点で完成なんだろうね、相手や周囲がなんと言おうと。現代の人間が受動喫煙をよしとしなければよしと。「たけしが志ん生なのはおかしい」って抗議すればよかったのに。
  • 「私たちは複雑さに耐えて生きていかなければならない」 - ←ズイショ→

    自分が未だ小学一年生だった頃の時分、近所になんとかのおばちゃんと呼んでいた僕にとても良くしてくれた貴婦人があった。何がキッカケかは覚えてもいないが、当時の僕にとってそのなんとかのおばちゃんの家に遊びに行くのはとても自然なことで、行くとなんとかのおばちゃんの家にはおもちゃがたくさんあって、好きに遊んでいいとおばちゃんに言われたし、だから好きに遊んでいた。もう必要ないから貰ってくれて良いと言われ、お中元お歳暮で送るような菓子を詰める缶箱にいっぱいのキン肉マン消しゴムSDガンダム消しゴムとか、缶箱いっぱいのビックリマンシールとかをもらったりもした。どちらも僕と同級生との間ではそんなに流行っていた気もしないので、僕はそれを友達に自慢することもなく、一人で、家で、大切に遊んでいた。僕より少しかよっぽどか上の年齢の子供のブームだったのだろうと思う。今になって思えば、なんとかのおばちゃんは、子供が大学に

    「私たちは複雑さに耐えて生きていかなければならない」 - ←ズイショ→
    masarin-m
    masarin-m 2016/09/30
  • 謝ったら死ぬ病の人に「間違ってない部分もある」のは当たり前 - ←ズイショ→

    僕はもう20年くらいインターネットに触れているんだけど元来集団への帰属意識が薄いもんで俺は俺、他人は他人と思ってやっていたのだけれど、ブログで頓珍漢なことを言っていたフリーアナウンサーがそれが原因でテレビ番組を降板させられたというニュースを聞いていわゆるネットスラングでいうところの「大勝利」という感覚を生まれて初めて覚えたので、「俺はこの件にけっこうよっぽど怒ってたんだなぁ」ってことと「年取ったんだな俺、気をつけよう」ってことを同時に思った。 それで、頓珍漢な人は頓珍漢なのでまぁいいとして「言い方は悪かったが考え方としては間違ってない、一理ある」みたいな評価を一定数見かけて、それに対してなんだかなぁと思っていた。 先日、「私たちは複雑さに耐えて生きていかなければならない」というタイトルのブログを書いたのだけど*1つまりはそういうことで、結局世の中のたいていの炎上・失言・暴走した正義ってのは

    謝ったら死ぬ病の人に「間違ってない部分もある」のは当たり前 - ←ズイショ→
    masarin-m
    masarin-m 2016/09/30
  • NHKの貧困女子校生の話って「なんだかおかしい」のは間違いないと思うんですけど - ←ズイショ→

    あまり得意じゃないところに首から少なくとも肩くらいまでは突っ込むのでなんか違ってたら言って下さい。 あのー、しんざきさんっていうこの不倒城ってブログを書いてる人、僕なんかすごい好きで、あんまり間違えないところが好きなんですけど。間違えないやり方をしてるから間違えないんですけど、そのうえで自分を殺さない感じが割にずっとすげーって思ってて。まぁ、俺はそんなのできないからいいやと思って、自分を殺さない代わりにすごくよく頻繁にドヒューンと間違えるやり方でいつもブログを書いています。 それで、なんかこの記事読んで、間違えてるとまで言えるかはわからんけど、なんかこれは変だなーと思って、何が変なのかわかってないけどとりあえずテキストエディタ開きました。 なんか、概要としては、NHKで「貧困に悩まされる女子高生」みたいなのをやってたらしくて、でもそいつの部屋に結構金目のものあるぞ、そいつのツイッター特定し

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    masarin-m
    masarin-m 2016/08/20
    実はそれもあるんですよね。文句言っている連中ってのは、NHK憎しな気もします。女子高生は半ば巻き込まれてる(自業自得だって言う)。NHK職員の年収まで出して文句書いてる。論点は確かにずれてます。
  • 僕の考えた実写版ポケモンキャスト - ←ズイショ→

    1.フシギダネ:たんぽぽ・川村 2.フシギソウ:藤田ニコル 3.フシギバナ:土屋アンナ 4.ヒトカゲ:瑛太 5.リザード:松田翔太 6.リザードン:寺島進 7.ゼニガメ:武井咲 8.カメール:市川実和子 9.カメックス:吉川晃司 10.キャタピー:高嶋政伸 11.トランセル:斎藤洋介 12.バタフリー:西島秀俊 13.ビードル:中丸雄一 14.コクーン:上田竜也 15.スピアー:亀梨和也 16.ポッポ:松坂桃李 17.ピジョン:夫木聡 18.ピジョット:バナナマン・設楽 19.コラッタ:中川家・剛 20.ラッタ:中川家・礼二 21.オニスズメ:小藪千豊 22.オニドリル:加藤浩次 23.アーボ:加藤諒 24.アーボック:相島一之 25.ピカチュウ:菜々緒 26.ライチュウ:江角マキコ 27.サンド:小嶋陽菜 28.サンドパン:小池栄子 29.ニドラン♀:仲里依紗 30.ニドリーナ:優香

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    masarin-m
    masarin-m 2016/04/05
    これでCG使って。いくらかかるんだろう制作費。数億じゃきかんだろうな。
  • 【読み物】祭りおじさんと浩介 - ←ズイショ→

    「祭りおじさ~ん!」 両の拳を夜空に突き立ててガニ股で叫ぶひょっとこのお面をつけたこのおじさん、只今ご人からもお名乗り頂きました通り、祭りおじさんであーる。自称も通称もまるっと祭りおじさん。地元の人以外は日中誰も名前も知らないだろう小さなお山の足下に位置するこの小さな町で、実際のところはすこぶるささやかにそれでいて町民感覚では随分おおげさに催されるこの祭りの日、その日に限って言えば祭りおじさんは自他共に認める完全無欠の祭りおじさんなのだ。スラックスのズボンにカッターシャツの上から水色のはっぴを着込み真っ赤な「祭」の文字を背負い、トレードマークであるひょっとこのお面の向こう側からくぐもった声で、祭りおじさんは行き交う人々におどけて見せる。 「祭りおじさ~ん!」 大鳥居へと続くその通りは左右に出店が並んでいて、だからみんな何かしらをべながら飲みながら歩いてる。だから祭りおじさんに道を阻ま

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    masarin-m
    masarin-m 2015/09/04
  • 【胸焼け必至】累計文字数1000000字突破記念・過去エントリ紹介祭り - ←ズイショ→

    この記事の目次です 1.ご挨拶 2.男女恋愛 3.コミュニケーション 4.言葉 5.身体・感覚 6.コンプレックス 7.インターネット 8.ウケ狙い 9.世界解釈 10.結び ※過去エントリの紹介が始まるのは2~9でジャンル毎に紹介する形になっています。好きなところだけお読みください。 1.ご挨拶 いつも御贔屓頂きありがとうございます、ズイショです。 ブログは現在で開設から大体二年半には足らないくらいなんですが、まぁなんか気の向いた時にその時喋りたいことをバババーッと書くだけの何の計画性もない感じで続いてるんですけど、たまになんか怒られたりもしますけど面白がってる人がたまに視界の端に入ってそれがなんやかや嬉しかったりなどの助けもありまして今のところはブログやめるイメージはまるで湧かない程度には楽しくやらせて頂いております。 それで、その時書きたいことを書くだけのグチャグチャなブログなん

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    masarin-m
    masarin-m 2015/06/11
    あとでゆっくり読みます
  • 【読み物】今夫と未来子 - ←ズイショ→

    かくして今夫(いまお)は戻ってきた。未来子(みくこ)が死ぬる以前の時間に。いや、かくしても何もあるか、今夫は気付けばただ無軌道に何の脈絡もなく戻っていたのだ。あの地獄の出現する手前の時間に。未来子に思いの丈を告げた時間のあの手前に。 今夫が正門前から見上げた校舎の中央に掛けられた時計の針が指し示す時間は午後2時55分、未来子が死ぬまであと5分。あの、あの二度と見たくもない、あの理不尽な、あの余りな結末まであと5分、今夫はそれを見上げるや否や事態を半分察知して半分夢見心地のまま、全力で走る。全力で喉の奥からこの娑婆世界に飛び出んとする吐瀉物一揆をすんでのところで堪えながら手をパーにして正面玄関へと走る。未来子が待つ正面玄関へと走る。厳密には未来子は今夫を待ってなどいない、そこで待っているのは二人を引き裂くどころか世界を木端に砕く運命でしかないのだが、今夫は下校するところの未来子を目指して走る

    【読み物】今夫と未来子 - ←ズイショ→
    masarin-m
    masarin-m 2015/05/10
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