コロナ禍もあって、改めて婚活のツールとして見直されているマッチング・アプリ。しかし、マッチング・アプリの利用で出会いの機会が増えたのにもかかわらず、「結婚相手」を見つけるのは難しい。 【前編】『「女子大生の婚活」を通して見えた、マッチング・アプリの「致命的な問題点」』では、男性側が出会いの機会を増やそうとするショットガン・アプローチによって、女性側がイケメンを選び、減点法で評価していくという反作用を指摘した。 しかし分析すればするほど、婚活が難しくなってしまった根本的な原因は「婚活市場」という仕組み自体にあるように思われる。婚活を経営学の視点から論じた『婚活戦略』の著者でもある高橋勅徳氏が、以下で詳しく説明する。 恋愛スキルは婚活に役立つか? 内閣府・男女共同参画局が主催する「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」において、「恋愛チャンスに格差がある」として、その是正のために教育に「
![むしろ結婚相手を「見つけにくく」している、婚活市場の「構造的な欠陥」(高橋 勅徳) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0c02d6a1d0c36defe6a23c4812461f15fd84333c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2Ff%2F1200m%2Fimg_3fa07884701a28fd6765912e47de70a470366.jpg)