NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は,サーバー負荷のリアルタイム計測やアクセス制限機能などを備えた高機能な負荷分散アプライアンスの新版「Webアクセスシェイパ2.0」を,2008年9月24日に発表した。9月末の出荷を予定する。価格は,税込みで300万円。 Webアクセスシェイパ2.0は,Webサイトの応答性能を向上させるためのアプライアンスである。Webリクエストを受け付け,背後のWebアプリケーション・サーバーに割り振る負荷分散装置として動作する。特徴は,サーバー負荷をリアルタイムに計測し,アクセスを制御する点である。一般的な負荷分散装置と比べて,より適切なサーバーにリクエストを割り振ることが可能になるほか,サーバー負荷が高まった場合にWebアクセスをせき止めて制限し,サーバーに必要以上の負荷をかけない運用が可能になる。 新版では,Webアクセスの混雑時に,整理券機能と呼ぶ機能を
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