名古屋高速4号東海線の六番北―木場間が11月23日に開通する。 出資する愛知県が7日、発表した。これで、名古屋高速道路公社の設立以来、 43年で81・2キロの名古屋高速の全線が完成する。 六番北(熱田区西郊通)―木場(港区木場町)間は3・9キロ。 この開通で山王ジャンクションから東海ジャンクションまでの 東海線12キロが全通する。熱田区六番の東海道新幹線の高架をまたぐ 工事の影響で予定より2年半、完成が延びた。 この区間に六番南と港明の2つの出入り口を設ける。名古屋第2環状道内側の 通行料は、これまでと同じ普通車750円、大型車1500円にする方向で国土交通相に申請している。 公社は1970年に設立され、79年に大高線の高辻―大高間が初めて開通。 その直後の通行量は1日平均約1万3千台だったが、昨年度は29万3千台にまで増えた。 全線の開通により、名古屋市中心部の県庁まで自動車で1時間で