新年です。知的生産の最初の一歩を踏み出すなら、非常に良いタイミングです。 これまでまったくパブリックなアウトプットをしたことがない人がそれにチャレンジしてみたり、あるいはすでにアウトプットをしている人が、一つ大きな土俵に向かってみたりと、新しい可能性の扉はいつだって開かれています。いろいろなものが切り替わる新年は、そうした取り組みを始めるのに最適な時節だと言えるでしょう。 とは言え、最初から大きいゴールを意識しすぎると__モチベーションは高まるかもしれませんが__日々の行動は辛くなります。最初の一歩は小さくはじめ、そこから徐々にできることを増やしていくのが良いでしょう。 では、まず何から始めればよいのでしょうか。 梅棹忠夫氏による知的生産の定義はこうです。 知的生産というのは、頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら──情報──を、ひとにわかるかたちで提出することなのだ。 だからそう、知