コラム 【加部究コラム】勝つ姿勢の見えないサッカー協会 Tweet 2010年10月16日10:30 Category:コラム加部究 U19アジア選手権での敗戦を受けて、日本協会の田嶋幸三専務理事は「Jリーグを優先して、Jリーグのためになるのか」と発言したという。 実際に布啓一郎監督の胸中はうかがい知れない。だが多くのJクラブのレギュラークラスが代表に入らなかった。田嶋専務理事が名前を挙げた原口元気(浦和)を筆頭に、小野裕二(横浜)高木兄弟(東京V)なども所属クラブでのプレーに専念していた。客観的に最高の戦力が揃わなかったことは間違いないだろう。 だがせっかく十代でプロのトップチームのレギュラーの座を獲得している選手たちにとって、代表と所属クラブでどちらが成長できるかは難しい問題だ。もちろん十代の日本代表が常にアジア予選で負けてもいいわけがない。逆に十代から世界を経験し続けてこそ、日本サッ