オシム氏帰国…盛大な別れで?貧血も 「ジェフサポーターの前で記念撮影を」と言ってポーズを取ろうとしたオシム氏(中央)はこの後、貧血に…=成田空港 サッカーの前日本代表監督で、昨年末に任期満了で日本協会のアドバイザーを退任したイビチャ・オシム氏(67)が4日、自宅のあるオーストリアへ帰国した。 出発の成田空港にはかつて指揮を執った千葉サポーター約300人が大挙して駆けつけ、代表監督時代のスタッフだった反町康治湘南監督、小倉勉現代表コーチ、浦和DF阿部勇樹、千葉MF坂本将貴ら教え子も見送りに訪れた。オシム氏は「私は人生の中で数えるほどしか泣かないが、きょうはそのうちの1つ。感情をコントロールできなくなる。うれしい」と盛大な別れに目を潤ませた。 興奮したのか、出発前には貧血を起こし、しばらく座り込むハプニングもあった。一昨年11月の脳梗塞(こうそく)の後遺症も心配され、大事を取って車イスに
日テレ、09年3月でノア中継打ち切りへ ノア代表取締役社長の三沢 日本テレビが制作する「プロレスリング・ノア中継」が、09年3月末で打ち切られる見通しであることが16日、分かった。故・ジャイアント馬場さんが1972年に設立した全日本プロレス時代から続いてきた同局での地上波放送が、終幕を迎えようとしている。 プロレス冬の時代に、さらなる逆風が吹きそうだ。現在、日曜深夜に放送されているノア中継だが、9月末には関西地区の読売テレビが一足早く放送を打ち切った。その後を追うように、母体となる日本テレビでも撤退が検討されている。 現時点で正式決定ではないが、既に所属選手には打ち切りの可能性が伝えられており、それぞれが危機感を抱いているという。CS放送の日テレ「G+」では4月以降も引き続き放映される。 日本テレビとの関係は、ノアの前身である全日本設立時から続いてきた。00年、三沢光晴、小橋建太ら所属
G大阪が神戸FWレアンドロ獲得へ G大阪が獲得することが濃厚となった神戸FWレアンドロ【拡大写真】 J1・G大阪が神戸FWレアンドロ(23)を獲得することが12日、濃厚となった。チームに近い関係者が「ほぼ決まった」と明かした。 G大阪は今季FWバレーが、シーズン途中の7月でアラブ首長国連邦(UAE)のアルアハリに移籍。エースを欠いたチームは決定力不足に泣き、リーグ戦、ナビスコ杯のV逸につながった。ペナルティーエリア内で決定力を持つFWを最優先の補強ポイントに挙げていた。レアンドロは今季、春先に右鎖骨を骨折したため7得点に終わったが、J1、J2通算104試合で46ゴールを誇る大砲はうってつけの人材だ。 すでに元清水で韓国代表FWチョ・ジェジンの獲得も有力となっており、クラブ世界一を目指す一方で、来季4年ぶりのリーグV奪回に向けて、着々と戦力を整えている。
大久保「おかしい」選手らクラブに不信感 松田監督解任に動揺した表情を浮かべる神戸・大久保嘉人=神戸市西区のいぶきの森球技場 J1神戸が4日、松田浩監督(48)を今季限りで解任する意向を明らかにした。一度は続投要請されていたが、突然の方針転換。この日の練習前に突然の指揮官交代を告げられたイレブンは動揺を隠せなかった。 ◇ ◇ 松田監督の今季限りでの解任を告げられた選手たちは、突然の事態に驚きを隠せなかった。生え抜きDFの北本は「ほんまにビックリした。僕をスゴい成長させてくれたし、組織的な守りも教えてくれた。クラブの決定である以上、何とも言えない」と、言葉を選びながら話した。 練習前のミーティングで、松田監督の口から事情を説明された。主将の大久保は「監督は悔しそうでしたね。神戸=カウンターを浸透させたのは松田監督やと思うし、残念ですね。続投って一回言われてて、それ(退任)はちょっとおか
犬飼会長が軟化「こだわらない」 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)は22日、ナビスコ杯年齢制限案をめぐりJリーグの鬼武健二チェアマン(69)と意見対立している問題で、若手育成施策が別に設けられれば「ナビスコ杯」にこだわらない姿勢を示した。 犬飼会長は北京五輪の惨敗、U-19日本代表のアジア予選敗退を受けて「育成を真剣に考えないといけない」と国内リーグでの若手強化の必要性を強調。「スポンサーやテレビ局が(ナビスコ杯の)価値が下がるというなら代案を出してもらえれば」と、リーグ戦も含めて具体的な施策導入をJリーグ側に求める意向だ。 またシーズン秋春制移行問題も、2010年南アフリカW杯開催年からの実施に「こだわらない」と柔軟な態度を示した。鬼武Cとは20日に電話で話し「誤解は解けた」として、28日ごろに直接会談を行う。
広島入りの石井琢朗が会見 「赤に染まりたい」 ユニホーム姿を披露する、横浜から広島に移籍した石井琢朗内野手=18日午前、広島市民球場 横浜から戦力外通告を受け、広島入りした石井琢朗内野手(38)が18日、広島市民球場内の球団事務所で記者会見し「カープファンとともに、赤い色のごとく燃えていければと思う。若い選手と一緒に勉強し、成長したい」と意気込みを語った。年俸は2000万円。背番号は25。 スーツに赤のネクタイ姿で現れた石井は「青い色に慣れた方は、違和感を感じるだろうが、僕的には気持ちは赤。赤に染まりたい」と笑顔で話した。球団は三塁手でのレギュラー格として期待しているが、石井は「ポジションにこだわりはない。何でもいいからチームの役に立ちたい」と話した。 石井は盗塁王4度、最多安打2度に輝き、2006年には通算2000安打を達成。通算2307安打は歴代14位。(金額は推定)
エンゲルス監督、一部選手の批判に反論 浦和のゲルト・エンゲルス監督が16日、天皇杯5回戦敗退後(15日、対横浜M)に一部主力選手から「スカウティング不足」と批判されたことに反論した。「相手のメンバーは予想通り」とした上で、「相手に合わせるのではなく、自分たちのプレーをすべき」と指摘。17日に天皇杯出場メンバーを集めてミーティングを開き、意思疎通を図る。 横浜M戦では相手3トップに対するマークが徹底されず、序盤20分で2失点。その後は布陣を変更してゼロに抑えた。しかしエンゲルス監督は問題点を「システムではない。クラシックなマンツーマン守備になっていた。それは納得できない。しっかりしたポジショニングが大事」と分析。試合映像を見せながら自らの考え方を説明する。 残されたタイトルはリーグのみだが、勝ち点1差の2位だけに逆転優勝の可能性は十分にある。「最近は全体でのミーティングが少なくなっていた
浦和・闘莉王、サポーターと激しい口論 サポーターと口論する浦和・闘莉王(中央)=さいたま市・大原グラウンド J1浦和のDF田中マルクス闘莉王(27)が19日の練習中に、一部サポーターと激しい口論を演じた。V奪回が遠のいた18日のホーム神戸戦の敗戦から一夜明け、埼玉・大原グラウンドでは、一部サポーターがゲルト・エンゲルス監督を批判する「ゲルト、ずっと言いたかった マジ無理」などと書いた横断幕を掲げた。これに闘莉王は黙ってはいられなかった。 前日の試合後にも観客席とやり合い、悔し涙を流した男は、自らフェンス越しにいた10人ほどのサポーターに歩み寄り「選手は必死にやっている」「こういうときこそ力になってくれ」と訴えた。それでも「精いっぱい戦っているのか」と反論されると「おまえがやってみろ!」とエキサイト。「もう1回、浦和は強いと分からせるために死ぬ気でやってやる!」「だれが男か、見せてやる
城氏、古巣・横浜Mに熱血メッセージ サッカー元日本代表FWで解説者の城彰二氏(33)が11日、Jリーグキャリアサポートセンター主催「キャリア交流会」の講師として横浜市の横浜Mを訪れ、15位に低迷する古巣に喝を入れた。 本来は引退後の人生設計などを講義する場だったが、徐々にヒートアップ。01年に横浜Mで残留争いをし、03年から横浜FCでJ2を戦った経験を踏まえ「このままでは落ちる」、「J2は厳しいぞ」とピシャリ。引退後よりも「グラウンドに金が落ちている」と奮起を促し「こんな状況で(チーム内に)派閥を作ってる場合じゃない」と結束を訴えた。 城氏は「愛があるから言った」と巻き返しを期待。主将のMF河合は「伝統あるチームなんでふがいない。上を目指したい」と肝に銘じていた。今月中に3勝し、勝ち点は残留最低ラインの「35」を目指す構えだ。
Jリーグが西川を厳重注意 五輪GK、ブログ問題で Jリーグ1部(J1)大分GKで北京五輪代表の西川周作(22)が自身のブログに20日の磐田戦で警告を故意に受けたと不適切な内容の書き込みをしていた問題で、Jリーグは23日、西川と大分の溝畑宏社長らを東京都内で事情聴取、西川と大分を厳重注意処分とした。 事情聴取後、西川は「サッカーを愛する関係者に迷惑をかけた。申し訳ない」と陳謝し「警告は決して故意でもらったものではない。軽率な書き方をしてしまった」と釈明した。 溝畑社長は西川に厳重注意、ブログの一時停止の処分を科し、社会貢献活動を義務付けると明かした。社長、強化部長、広報部長の3人はけん責と1カ月間の減俸10%の処分。またクラブ内にフェアプレー推進委員会を発足させる。
横浜Mサポーター“暴動予告” J1横浜Mが一部サポーターから“暴動予告”されていることが8日、分かった。12日・新潟戦(ニッパ球)で敗れた場合、選手バスを囲むなど抗議活動を示唆しており、桑原隆監督(60)の去就問題に揺れる名門にさらなる緊張が走った。 関係者によると、6日・川崎戦後は静観したサポーターが、クラブ側に「次は同じ(静かにしている)保証はない」と“警告”。インターネット掲示板でも同様の書き込みが相次ぎ、警備員の増員も検討されている。 この日までに約300通の抗議メールが届いた。「俺たちのマリノスを壊さないでくれ」と試合内容やフロントへの不信がつづられているという。DF中沢は「サポーターも限界だと思う。結果を出さないと」と語った。渦中の桑原監督は「ギブアップすることはない。自分から身を引くことは絶対ない」と宣言。選手に続投の意思を表明し「下を向かず、明るくやってほしい」と訴えた。
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