東京都交通局は16日、15日午後6時ごろに地下鉄都営三田線・南北線白銀高輪駅構内の折り返しポイント付近で発生した発煙事故について、乗務員による喫煙の吸い殻が原因とみられると発表した。 南北線は15日午後6時10分ごろ、ポイント付近で発煙を乗務員が発見、満たせん、南北線の運転を前線で見合わせるなどして午後7時過ぎの両線運転全面再開まで折り返し運転などで約4万人の乗客に影響が出た。 東京地下鉄が15日の終電後にポイント付近を調査したところ、線路の側溝から大量の吸い殻が発見され、折り返しのポイント付近で乗務員が恒常的に喫煙し、吸い殻を側溝に捨てていた可能性が高いことがわかった。 東京地下鉄によると喫煙場所以外での喫煙は禁止されており、今後事実関係を調査して、関係者を厳しく処分するとしている。