溝畑前社長の経営責任報告書 大分FC [2010年08月31日 15:06] メールで記事を紹介する 印刷する 大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(FC)が昨年、経営危機に陥った問題で、溝畑宏前社長(現観光庁長官)の経営責任を調査していた第三者委員会は報告書をまとめた。「著しく不合理とは言えず、法的責任は追及できない」としながらも、手続きや対応に不備、問題があった役員報酬など1千万円近くの返還が必要と指摘している。大分FCが31日午後、記者会見で詳細を明らかにした。 2009年度に債務超過額が約6億円増える原因となった(1)選手らの年俸増加と移籍金支払い義務の発生(2)シーズン半ばの選手補強(3)景気低迷、成績不振に伴う入場料、スポンサー収入の減少―などについて、弁護士と公認会計士が調べた。 このうち、(1)と(2)に関しては、資金繰り悪化の可能性があったとしながらも、優勝