アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合は15日、同社がサービスを提供するファンド(APファンド)が、その保有する株式会社コメダの全株式を、MBKパートナーズが組成した投資目的会社である株式会社MBKP3に譲渡することに合意したと発表した。 1968年に名古屋で創業したコメダは、「コメダ珈琲店」業態を中心とするフランチャイズ事業を展開してきた喫茶店チェーン。近年では全国展開を視野に、東海地方だけではなく関西や関東を中心に積極的な出店を続け、2012年12月末現在、傘下の総店舗数は483店舗をかぞえ、いまやカフェ・喫茶店業界における三強の一角をうかがうに至っている。 コメダ珈琲店は、「コーヒーとともにくつろぎのコーヒータイムを提供する」という、セルフ系カフェ・チェーンとは一線を画した独自のフルサービス型業態コンセプトのもと、地域、性別、年代を問わず幅広い層の顧客から圧倒的な支持を得ている。
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