卓球女子団体の日本はシンガポールに3-1で勝利して、前回ロンドン大会の銀メダルに続く銅メダルを獲得した。 1番手起用の福原愛(27=ANA)は敗れたが、2番手の石川佳純(23=JA全農)が前回大会シングルス3位決定戦でストレート負けしたフェン・ティアンウェイ(29)とのエース対決にストレート勝ち。第3試合のダブルスで、福原と伊藤美誠(15=スターツ)とのペアで逆転し、最後は4番手の伊藤美誠(15=スターツ)がフェンにストレート勝ちした。 決勝進出を決めた男子に続き、日本初の男女アベックメダルを達成した。 試合後、福原は「本当に良かった。足を引っ張ってばかりで、みんなに感謝しています。一昨日(準決勝)も負けてしまって、何度も思い出して後悔していた。絶対に死ぬ気で勝ちに行きました。(伊藤の第4ゲームは)日本のみなさんと同じで祈るしかできなかったので、全神経を美誠に注いでいました。良い試合もあっ
大相撲の元横綱千代の富士の九重親方(本名・秋元貢)が31日、東京都内の病院で死去した。61歳だった。 同親方は2015年名古屋場所を全休し、膵臓(すいぞう)がんの手術を受けた。その後は職務に復帰していたが、最近はがんの転移が見つかったとされ、闘病を続けていた。 九重親方の略歴は以下の通り。 ◆九重貢(ここのえ・みつぐ)元横綱千代の富士。本名は秋元貢。1955年(昭30)6月1日、北海道松前郡福島町生まれ。70年秋場所初土俵。75年秋新入幕。81年秋から横綱に。通算1045勝。優勝31回。三賞7度。金星3個。89年には国民栄誉賞に輝いた。91年夏場所限りで引退後、年寄陣幕襲名。92年4月に九重を襲名し部屋の師匠に。08年2月に理事初当選。広報部長、審判部長、巡業部長などを経て、12年2月から事業部長。15年名古屋場所を休場し、膵臓(すいぞう)がんの手術を受けていた。家族は夫人と1男2女。現役
先日、男子ゴルフの石川遼プロ(24)と話をする機会があった。 昨年まで4年間、ゴルフ担当記者としてお世話になった。当時の思い出話は尽きないが、遼プロは「ところで、サッカー取材はどうですか?」と話を振ってきた。 遼プロは中学までサッカーもしていた。今でもサッカー観戦は好きだ。 もちろん、米国を拠点にする現在は、会場に足を運ぶことはままならない。それでも14年、日本対コスタリカの親善試合がフロリダで行われた際は、現地で観戦した。 だから「槙野選手は」「柏木選手は」と、私が担当する浦和の選手のこともよく知っている。その会話の中で「あれ?」と感じることがあった。 遼プロは「ホントかっこいいですよね。鈴木啓太」と言った。なぜか、MF鈴木啓太(34)だけが呼び捨てだった。その後は「啓太選手」と言っていたが、最初の呼び方が耳に残った。 遼プロは我々も頭が下がるくらい、いつも物腰が低く、言葉遣いも丁寧だ。
サッカーの2011年女子W杯ドイツ大会で日本代表「なでしこジャパン」の主将として初優勝に貢献し、得点王と最優秀選手にも輝いたMF澤穂希(37=INAC神戸)が今季限りで現役を引退することが16日、決まった。マネジメント会社が発表し、17日午後に東京都内で記者会見を開く。 東京都出身の澤は12歳で強豪の読売ベレーザ(現日テレ)に入団。米国でのプレーを経て、11年からなでしこリーグのINAC神戸でプレーした。高い得点力に加え、鋭い読みと相手ボールを奪う高い技術も兼ね備えていた。代表には15歳でデビューし、ともに史上最多の205試合出場、83得点をマークした。 12年には国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手にアジア勢で初めて選ばれ、同年のロンドン五輪では銀メダルを獲得。ことしの女子W杯カナダ大会では史上最多6度目のW杯出場を果たし、チームは準優勝を飾った。8月にはJ1仙台のスタッフとして
東京から「特急ひたち」に乗ると、ちょうど1時間で水戸に着く。そこからしばらく北進して右手に海が見え始めると、そこが茨城県日立市だ。 1900年代初頭から発掘された日立鉱山の銅は44万トンにもなり、そこから日立製作所が誕生。近代産業史に大きな影響を及ぼした。鉱山の煙害対策のために14年に立てられた155・7メートルの煙突は、当時世界一だった。93年に倒壊してしまったが、かつての日立のシンボルは新田次郎氏の「ある町の高い煙突」という小説にもなっている。 私の幼少時代は、日立製作所の工場に勤務する労働者で栄えた街。夏になれば海水浴客らで、さらににぎわった。近年は日立製作所の工場縮小と、東日本大震災による福島第1原発の放射能の風評被害で、街は活気を失いつつある。 その日立市のちょうど真ん中に、茨城県立日立工業高校はある。そう、現役引退を表明した元日本代表で千葉FW鈴木隆行選手(39)の母校だ。 長
J2札幌のMF河合竜二主将(37)が来季残留することが15日、分かった。クラブでは15年までの2年契約に加え、16年は今季の活躍などを踏まえた条件付き契約を結んでいたが、主将としてのピッチ内外での貢献度や、チームメートからの信頼度を評価。既に契約延長を河合サイドに伝え、この日までに合意に至った。 背番号4が、在籍7年目の来季も精神的支柱としてチームをけん引していく。今季は21試合に出場。最近はベンチスタートも増えたが、引き締め役として12日横浜FC戦では後半途中から出場し、逃げ切り勝利に貢献。存在感は健在で、野々村芳和社長(43)は「月曜から金曜まで(のトレーニング)が大事。その雰囲気づくりをしてくれるし、プレー面でも、まだまだ十分やれる」と契約延長の根拠を説明した。 来季でプロ入り20年目。練習前の準備や負傷後のケアの方法など知識も豊富で、クラブでは将来的なスタッフ入りも見据える。野々村
国分太一結婚会見の一問一答は以下の通り。 -結婚の実感は 国分 たくさんのメールをいただき、今も止まらない状態。こんなに僕にも友達がいたんだな、と。それでああ結婚したんだな、と。 -印象的なメールは 国分 メンバーですかね。メンバーにはちゃんと伝えないといけないと思い、収録の合間に楽屋に集合してもらった。「集まってもらっていいかな」と言ったら何となく変な空気になりまして。「結婚することになりました」と言ったら「おめでとうございまーす」と。20年くらい一緒にいるとこういう感じなんだな、と。僕は聞かれるのはすごく苦手なので、それを分かってくれていた。番組で長瀬と松岡からメッセージをもらって、感激して泣いちゃいました。 -ファンへの思いは 国分 感謝の気持ちしかありません。立ち止まろうとも思っていませんので、精進してかっこいいおっさんになれたらなと思っています。音楽の方でも、あ、音楽がメーンなん
2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は1日、ベルギーの劇場ロゴの盗作疑惑が指摘されていた公式エンブレムの撤回を決めた。この日午前、東京・虎ノ門で開かれた緊急会議で、デザインしたアートディレクター佐野研二郎氏(43)が盗作は否定しながらも、撤回を申し出た。五輪エンブレムの撤回は極めて異例。新国立競技場の計画白紙撤回に続き、大会のシンボルが相次いで見直される前代未聞の事態となった。 事実上の撤回要請だった。8月31日夜、佐野氏の元に組織委の槙英俊マーケティング局長が車で訪れ「問題について明日、詳しく聞きたい」と呼び出した。「電話で『来てくれ』と依頼するレベルの問題ではなかった」と関係者。そしてこの日、組織委の武藤敏郎事務総長、審査委員長の永井一正氏と緊急の3者会談を行い、約1時間の議論の末、水を向けられた佐野氏は切り出した。 「『模倣だから取り下げる』ということはできないが、今や
2020年東京五輪の公式エンブレムが盗作疑惑問題で揺れる中、佐野研二郎氏(43)のデザインを選考した大会組織委員会が28日、都内で会見を行い、あらためて盗作を否定した。 佐野氏がコンペに提出した原案などを示し、ベルギーのリエージュ劇場ロゴとの違いを主張。原案は決定版よりも「T」が強調されていた。しかし、原案は似ているデザインが見つかったため、修正を依頼した。 修正案が示され「円」の要素が出てきた。しかしこれも、左端にも角がデザインされ「躍動感がなくなった」という理由から、再修正を依頼したという。そして完成したのが現在公表されている五輪エンブレムとなった。 72年札幌冬季五輪のエンブレム制作者で審査委員の永井一正氏は「審査では誰がどの作品を出したのは全く分からなかった。後で名簿をもらったら、日本のこれというグラフィックデザイナーはほとんど参加してくれた。それだけ2020年の東京五輪・パラリン
「もう1度、同じような場面になっても、俺は同じようにファウルをしてでも止めると思いますよ」-。 G大阪のDF岩下敬輔(28)は、クラブハウス横のベンチに座ってスパイクを脱ぎながら、そう言った。 「同じような場面」とは、5月16日にあったJ1第12節・G大阪-川崎F戦(万博)でのこと。1-1で迎えた後半ロスタイムに“事件”は起きた。しびれるような試合展開の最後。川崎FのFW大久保嘉人(32)が、タッチライン際のボールをうまくトラップして、すぐに前を向いた。目の前にいたのはMF遠藤と、DF岩下の2人。すぐにトップスピードに乗ってフェイントをかける大久保に、遠藤はあっさりとかわされた。岩下も止められない。 残されたのはGK東口だけ。まさしく失点のピンチだった。その瞬間、岩下は両手で大久保の肩と左腕をつかみ、まるでラグビーのタックルのように倒した。 悪質なファウル。そんな表現がピッタリだった。1発
DeNAに“マリオ”が帰ってくる!? 6月の交流戦期間中に、大洋時代の86年から90年まで活躍したカルロス・ポンセ氏(56)を招くことが20日、決まった。口ひげをトレードマークに「スーパーマリオブラザーズ」マリオの愛称でファンに愛された人気者。6月7日の西武戦でイベントの「ひげ審査員」を務め、横浜スタジアムを盛り上げる。悲願のCS進出のために、名助っ人の来訪はナインにとっても心強い援軍となりそうだ。 口ひげ自慢のダンディーさん、集合~!! 多彩なイベントで観客数を伸ばしているDeNAが、またもユニークなイベントを企画した。6月7日の西武戦で、かつて大洋時代に本塁打王(88年)と打点王(87、88年)を獲得したポンセ氏が、“応援来日”のため横浜スタジアムを訪れる。関係者と旧交を温めるとともに、トレードマークの口ひげにちなんだイベントでは来場者をステージに迎え、「ひげ審査」を行う。認定者には割
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17日午前4時半ごろ、沖縄県宮古島市の県道で、軽乗用車が電柱に衝突し、運転していた元サッカー日本代表の奥大介さん(38=宮古島市下地)が搬送先の病院で死亡した。 県警によると、車は対向車線にはみ出して電柱と衝突した。同乗者はいなかった。奥さんは骨盤を折っており、県警が死因や詳しい事故の原因を調べている。 奥さんは磐田や横浜などでMFとして活躍し、J1通算280試合出場で62ゴールを記録。ベストイレブンに3回選出(98、03、04年)。日本代表でも26試合に出場して2点を挙げた。02年に女優佐伯日菜子と結婚、2児をもうけたが、13年に自らが起こしたDV事件により逮捕。佐伯が示談を受け入れ、被害届を取り下げたことで、起訴猶予処分となったが、その後離婚した。
ドイツに学べ! 日本代表FW大久保嘉人(32=川崎F)が、世界に勝つための秘訣(ひけつ)を説いた。10日は川崎市内で調整。W杯1次リーグで敗退した屈辱を胸に、台風が近づく強風の中、最後まで1人残ってシュート練習をこなした。薄暗くなってから報道陣に囲まれると「ドイツは素晴らしいね。日本もああいう戦いを徹底すれば、強くなるんじゃないかな」と持論を展開した。 W杯はテレビで欠かさずに観戦しているという。特に決勝進出したドイツに強い印象を抱いた様子で「組織がしっかりしている。みんなで守って、走って、カウンター。中を崩して、ダメならサイドからという戦術があるし、守備もブロックができている」と力説。決勝トーナメントに進んだチリにも好印象を抱いたといい「日本もあれができると思うし、そうすればW杯でも勝てる」と語った。 W杯で1勝もできなかった悔しさは、晴れることはない。「自信を持ちすぎて、不安を持ってい
浦和が差別問題の再発防止策の一環として、アウェーの広島戦(15日、エディオン)で浦和サポーターにすべての横断幕の掲出禁止を検討していることが12日、分かった。Jリーグへの報告をまとめることと並行して、クラブでも独自に予防策を検討し決定次第、公式ウェブサイトなどで告知する予定。 問題が起きたのは、8日のホーム鳥栖戦。埼玉スタジアムの209番ゲートのコンコース側に「JAPANESE ONLY」という横断幕が掲げられた。「日本人以外お断り」という差別的な意味もあったが、試合終了後まで撤去されなかった。浦和の公式サイトによると、試合当日午後5時ごろに、この横断幕を確認。トラブル防止のため当事者との合意が必要と判断し、最終的に試合後の午後6時4分に撤去した。横断幕だけでなく、一部サポーターから差別的な発言なども確認しており、浦和はウェブサイトで調査の進捗(しんちょく)状況を報告。10日には、淵田敬三
Jリーグが浦和に対して「無観客試合」の厳罰を下した。村井満チェアマン(54)が13日、東京・JFAハウスで会見。8日のJ1浦和-鳥栖戦(埼玉)で浦和サポーターの一部が掲出した差別的な「JAPANESE ONLY」の横断幕について、けん責に加え、23日の浦和-清水戦(埼玉)を無観客試合で行うという重い処分を発表した。 この日午前、浦和の淵田敬三社長(59)が事情報告のためJリーグを訪問。その報告を受け、裁定委員会の答申を踏まえた上で処分を決定した。現在、国際サッカー連盟(FIFA)を筆頭にサッカー界として人種差別・差別に対して厳しい姿勢を示している現状もあり、Jリーグ史上で最も重い処分となった。 村井チェアマンは会見で「3月8日、浦和-鳥栖戦におきまして一部サポーターによる差別的な言動、行為がありました。J全体を統括するチェアマンとして多大なご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と謝罪
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