米航空宇宙局(NASA)がスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)がとらえたデータをもとに作成した、ぎょしゃ座(Aurigae)のエプシロン(Epsilon)とその周囲を回る弟星のイメージ図(2010年2月3日入手)。(c)AFP/NASA 【2月4日 AFP】27年周期で2年間にわたって起こる、ぎょしゃ座(Aurigae)のイプシロン(Epsilon)の「食」をめぐる長年の謎が、ついに解明されたかもしれない。 イプシロンの「食」の仕組みをめぐっては、プロ・アマチュア天文家が1世紀近く熱心に観測してきたにもかかわらず、イプシロンそのものについても、覆い隠す天体についても、正体は謎に包まれたままだった。だが、米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)がとらえたデータは、とうとう謎の解明に成功したようだ。