それではTS-409Proから変更・強化された点について詳しく見ていこう。前述した通り、ハードウェアの面では搭載可能ドライブ数が増加し、CPUおよびメモリの強化によるパフォーマンスの向上と合わせて、よりパワフルなNASサーバに生まれ変わった。また、USB 2.0を5ポート、eSATAを2ポート備えており、拡張性も大幅に増した。NASとのあいだで手軽にデータのコピーを行うにはUSBが向いているが、高速なeSATAは恒常的に外付けHDDドライブを接続してバックアップとして利用することも視野に入ってくる。 また、1000Base-Tを2ポート搭載しており、これをフェイルオーバー、ロードバランシング、スタンドアロンの3つのモードで運用することができる。フェイルオーバーは普段は1ポートしか使用しないが、障害時には他方のポートに自動的に切り替わる。また、復旧時には自動的に元のポートに戻るようになってい
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