これらの項目に出力される値は、親ステップ(SORT処理)の値と子ステップ(TABLE ACCESS処理)の値との合計値になります。そのため、各ステップでの処理時間やアクセスされたブロック数などの情報は、ステップごとの差分から読み取る必要があります。 図1の(10)、「time」の値を例に挙げて説明すると、最初のステップであるTABLE ACCESS FULLは、「60530996」であり、この値が全表スキャンにかかった時間になります。次のステップであるSORT GROUP BYは、「62654805」となっていますが、この値には前ステップのTABLE ACCESS FULLの値も含まれています。そのため、純粋なSORT GROUP BYの経過時間は、「62654805 - 60530996 = 2123809」、すなわち約2.1秒であったことが分かります。 TKPROF実行時の実行計画の見
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