ご覧いただきありがとうございます。 今回は「血を吐く(吐血と喀血)-1」です。 吐血とは、口腔、咽頭(いんとう)、食道、胃、十二指腸などの消化器から出血する場合をいいます。 喀血(かっけつ)とは、肺、気管・気管支などの呼吸器から出血するものをいいます。 喀血の場合には、咳をしたときに、鮮紅色の鮮やかな色をした血を吐き、血液に泡がまじっています。 それに対して吐血の場合は、口腔や咽頭からの出血は別として、胃、十二指腸などから出血するときは、血液の色は、かなり黒いか、または黒ずんでいます。 また、吐血の場合は、一般に便に血液がまざるか肛門から出血する、などといった下血を伴います。 血を吐く(吐血と喀血) 吐血の観察ポイント 1.どのように吐血しましたか 少しずつ出たか、一度に多量にか、発作的か、徐々にか、少しずつ繰り返して出たかなど。 2.吐血に伴う症状はどうでしたか 鼻血の有無はどうか、下血
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