大日本印刷(DNP)は5日、学校の授業で使用する紙の小テストを、タブレット端末用教材として活用できる「DNP学校向けデジタルテストシステム」を開発した。 日本マイクロソフトと連携し、文書作成ソフトのWordで作った小テストを、タブレット端末用のデジタルテストに変換できる。 教師は、Wordで自作した教材に、自身の端末で配点や正答などの設定をすることでデジタルテストのコンテンツを作成し、生徒のタブレット端末に校内のファイル転送環境を使い、問題を配布することができる。また、タブレット端末でテストを行い、解答までのプロセスの把握やテスト結果を容易に集計可能。 システムは、ゼッタリンクスと共同で開発。 すでに、福岡県の県立高校で採用が決定したほか、全国10数校の公立小中学校で具体的導入を想定した実証実験を3月に開始する。 また、ダイワボウ情報システムなどが、DNP学校向けデジタルテストシステム「A