IDEOのようなクリエイティブな発想ができるチームは、いかにしてつくれるのか。IDEO Tokyoの石川俊祐によると、各人が自身の強みを「クラフト」として磨き「ゴール・オリエンテッド(目的志向)」で活動することによって、会社のクリエイティビティは高められるという。 なぜ多くの企業が「IDEO(アイディオ)」に相談するのか。きっとそこには、少数ながら各々がユニークなスキルを備えた精鋭のメンバーが揃っていて、自社内では思いつかないようなクリエイティブなアイデアを提案してくれる。そう期待しているからではないだろうか。 例えば、明治の案件では、当初『チョコレートの新しいパッケージを考えてほしい』と依頼されたが、『チョコレートの体験自体を変える方法を考えたら面白くありませんか』と提案し、新製品の方向性を決定づけた。それをきっかけに会社全体の風向きが変わり、社内にチョコレートを食する体験を考えるチーム
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