連載「OSS脆弱性ウォッチ」では、さまざまなオープンソースソフトウェアの脆弱性に関する情報を定期的に取り上げ、解説していく。2017年5月30日、Linuxのsudoコマンドに全特権取得の脆弱性が報告された。連載初回は、こちらの詳しい説明と情報をまとめる。 「OSSセキュリティ技術の会」の面和毅です。本連載「OSS脆弱性ウォッチ」では、さまざまなオープンソースソフトウェア(OSS)の脆弱(ぜいじゃく)性に関する情報を定期的に取り上げ、解説していきます。 2017年5月30日、Linuxのsudoコマンドに全特権取得の脆弱性(CVE-2017-1000367/CVE-2017-1000368)が報告されました。連載初回は、こちらの詳しい説明と情報をまとめます。 脆弱性発見の経緯 2017年5月30日、Linuxのsudoコマンドに全特権取得の脆弱性(CVE-2017-1000367)が報告さ
![「sudoコマンドの脆弱性はSELinuxが有効になっていたため」が誤解であるワケ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)