最近,WebアプリケーションやWindowsソフトの取材で,“このソフトは担当者が一人で作っています”という事例に続けて遭遇する機会があった。フリーソフトや趣味のソフトではなく,会社が商品として提供し,不特定多数のユーザーが使っているアプリケーションを一人で作って,一人でメンテナンスしているという点に興味を覚えた。 先週都内で開催された開発者向けイベント「ITpro Challenge!」でも,ドワンゴの戀塚昭彦氏がニコニコ動画を一人で(しかも3日間で)作ったと語っていた(関連記事)。よく考えてみれば,ITpro Challenge!に登壇したようなハッカーとかアルファギークなどと呼ばれる優れた開発者でなくても,企業内で一人でソフトを作っているケースは思いのほか多いのではないだろうか。 アプリケーションの規模や内容,また開発者のスキルにもよるだろうが,おおむね一人で開発するほうが, ・低コ
プログラミングに関するノウハウは大きく 3つにわかれると思う。 (またもや強引な分類) 1. 普遍的なノウハウ アルゴリズム, データ構造, オブジェクト指向, ツールボックスアプローチ, λ計算, etc. 2. システムのノウハウ 言語処理系, 計算機アーキテクチャ, OS, ネットワーク, etc. 3. 雑多なノウハウ 恣意的なAPI, 恣意的な言語仕様, 各種ソフトウェアの設定, 各種コマンドラインオプション, ソフトウェアのインストール作業, 各種システムの仕様の違い, 「最新技術」, etc. プログラミングをする上では 3種類のノウハウすべてが多かれ少な かれ必要なのだけど、僕のような人は、ついつい 3番目の雑多なノ ウハウばかりが増えていってしまう。日々のネットサーフィンで得 られるノウハウは大抵これである。 雑多なノウハウというのは、「たまたまそうなっている」だけであっ
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