関東大震災朝鮮人虐殺事件の犠牲者の遺族が真相究明と賠償を要求するために遺族会を立ち上げる。 1923関東韓日在日市民連帯や民族問題研究所は21日、日本人が朝鮮人およそ6000人を集団殺害した事件である関東大震災朝鮮人虐殺事件の犠牲者の遺族が30日、釜山(プサン)国立日帝強制動員歴史館で「関東震災朝鮮人虐殺犠牲者遺族会」を発足させると明らかにした。今回の遺族会に参加する遺族は7家族がすべて。 関連の真相調査・研究が不足し、多くの犠牲者の遺族が親や親戚の被害を知ることができないためだというのが専門家らの評価だ。関連調査機構もなく、活動家があちこちを訪ね歩きながら被害者と推定される人たちを捜している。 遺族は発足式の後、韓日政府に関東大震災朝鮮人虐殺事件に対する真相究明を要求し、韓国政府にも国が被害者捜しに注力するよう促す計画だ。また、遺骨返還、賠償・補償などの措置も要求する予定という。