(CNN) 妻がある身で5人の愛人を囲っていた中国の実業家が、不況のため「お手当」を支払うのが苦しくなり、1人に絞るためにコンテストを開催したものの、「選考に落とされた」女性が復讐の死傷者事故を起こして、実業家がすべてを失う羽目に陥った。青島の地元紙が伝えた。 事件の発端は昨年12月6日に中国東部の山岳地帯で発生した交通事故だった。崖から車が転落して女性1人が死亡、同乗していた女性4人と男性1人が負傷した。 警察当局は当初、単なる交通事故だと見ていたが、死亡した29歳女性が遺書めいた手紙を残していたことから「復讐劇」が発覚した。 調べによると死亡した女性は2000年に、青島でウェイトレスをしていたレストランで実業家と出会い、愛人となった。 実業家にはこの女性のほかにも4人の愛人がいて、それぞれに住居を用意し、月々5000元(約7万円)の手当を渡していたという。愛人5人はそれぞれ、お互いの存