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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (7)

  • 第141回 ナゼ、不眠症では眠った時間を実際より短く感じてしまうのか

    10秒きっかりに時計ストップウォッチを止める遊びをしたことはないだろうか。練習無しのぶっつけ番でも9秒とか10秒半とかそれなりに近いタイミングでストップさせることができる。頭の中で「1秒、2秒……」と読み上げる方法もあるだろうが、そのようなことをしなくても実は私たちには脳内で数百ミリ秒単位から数時間単位で時を刻む力がある。経過する時間を推測するこの能力は「時間知覚」もしくは「時間認知」と呼ばれ、それを可能にする脳内の無意識のカウントシステムが「インターバルタイマー」である。 例えばボクサーやアナウンサーなど所定の時間で競技や業務を行うことを続けていると、時計を見なくても経過時間を予測する能力が向上するという。以前ある番組の企画で、トークの上手いことで知られる某放送局の名物アナウンサーが、3分間の結婚式の祝辞をアドリブで話すように求められ、なんと2分59秒でまとめあげた。仕事柄、祝辞は慣れ

    第141回 ナゼ、不眠症では眠った時間を実際より短く感じてしまうのか
    mashana
    mashana 2023/10/03
  • 第81回 不安で眠れない夜に​も意味がある​ 嫌な記憶を弱める不眠

    このところ急速な進歩を遂げた睡眠の科学だが、それだけに誤解も流布している。そこでNHK​「​きょうの健康」や「チョイス@病気になったとき」などでもおなじみの第一人者が都市伝説を一刀両断!睡眠の常識と非常識を科学の視点から紐解き、日々の快眠に役立つ確かな情報をお届けします。

    第81回 不安で眠れない夜に​も意味がある​ 嫌な記憶を弱める不眠
    mashana
    mashana 2023/10/02
  • つらい記憶のフラッシュバックは「テトリス」をやると減る、研究

    2006年、イラクのアルファルージャで、軍用の金属探知機を膝に乗せ、テトリスをプレイする米海兵隊の兵士。(PHOTOGRAPH BY TOBY MORRIS, ZUMA PRESS/ALAMY STOCK PHOTO) 1980年代に世界的ベストセラーになったコンピューターゲームの「テトリス」を、メンタルヘルスの改善に役立てる研究が進められている。具体的には、テトリスをプレイして、性的暴行や自動車事故、戦争、自然災害、または困難な出産などを体験した後に起こるフラッシュバック(過去に経験したトラウマ的な記憶が自分の意志とは無関係に侵入すること)の回数を減らせる可能性があるという。 世界24カ国で実施した調査によると、人が死ぬところを見たり、愛する人が突然亡くなったり、命が脅かされたりする事故に遭ったりするなどのトラウマ体験があると報告した人の割合は70%を超えていた。だが、その後に睡眠障害や

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    mashana
    mashana 2023/10/02
  • CO2から室温でメタノールを合成できる触媒を開発、東工大

    二酸化炭素(CO2)と水素を原料とし、室温でメタノール合成を促す触媒を、東京工業大学の北野政明教授(触媒化学)と細野秀雄栄誉教授(材料科学)らのグループが開発した。新触媒はパラジウム(Pd)とモリブデン(Mo)からなる金属間化合物。簡単に作れて耐久性も高いと見込まれることから、実用化の可能性があるという。 メタノールはプラスチックなどの原料や燃料として需要が高い。現在は主に天然ガスを原料に量産されているが、CO2と水素からつくることもできる。2050年までに温室効果ガス排出の実質ゼロを実現にするという政府目標に向け、温室効果ガスであるCO2を有用なメタノールにする研究が近年は盛んになっている。 研究グループはレアメタルのパラジウムとモリブデンに注目。両元素の酸化物を混ぜてアンモニア中で数百度の温度で焼き、黒っぽい金属の粉末を得た。透過型電子顕微鏡で観察すると、パラジウムとモリブデンの層が交

    CO2から室温でメタノールを合成できる触媒を開発、東工大
  • 光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す

    植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見した。画像はX線で透視したハグマノキの葉。(IMAGE BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 光合成は地球の生命にとって不可欠だ。生態系の基礎をになう植物は、これによって自らの栄養を得ている。しかし、光合成がどのような仕組みで行われているのかについては、まだ正確にはわかっていない。 今回、ふたつの新たな実験によって、光合成の中でも特に難しい反応のひとつである水の分解における謎の一端が明らかになった。 水の分子が分解されると、酸素が空気中に放出される。「われわれ全員が依存している、あらゆる高等生物にとって不可欠な酸素は、まさに光合成の副産物なのです」と語るのは、米ローレンス・バークレー国立研究所の化学者で、ひとつ

    光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す
  • もっと二酸化炭素を取り込める作物を、 遺伝子編集研究が始動

    米カリフォルニア大学バークレー校の微生物生態学者ジル・バンフィールド氏(右)は、カリフォルニア州ビッグズにあるイネ試験場の水田の土壌微生物を調べている。彼らの目標は、メタンを排出する微生物や、土壌中に炭素を貯留できる微生物を特定することだ。(PHOTOGRAPH BY ANDY MURDOCK, INNOVATIVE GENOMICS INSTITUTE) 危険なレベルの地球温暖化を防ぐには、化石燃料の使用をすぐにやめる必要があるが、それは事実上不可能だ。ゆえに科学者たちは、大気中の炭素を集めて固定する技術も必要だという。 その最たる手段の1つが植物だ。植物は光合成によって毎年数百億トンもの二酸化炭素(CO2)を大気中から除去している。そうした炭素の約半分は植物の根や土壌に貯留され、数百年から数千年にわたって地中にとどまることになる。 では、植物や土壌がもっと炭素を除去するようにできるとし

    もっと二酸化炭素を取り込める作物を、 遺伝子編集研究が始動
    mashana
    mashana 2022/08/16
  • 光合成に頼らず作物を生産できるか、第一歩となる研究に成功

    遺伝子の謎 今一番知りたい100の真実 遺伝子のメカニズムを平易な文章と美しいイラストを多用して解説。最新の遺伝子研究が医学や生物学、あるいは農業や犯罪捜査にどのような影響を与えているか、さまざまな事例を通して紹介。 定価:1,540円(税込) amazon 楽天ブックス

    光合成に頼らず作物を生産できるか、第一歩となる研究に成功
    mashana
    mashana 2022/08/16
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