口径約12センチと小ぶりな黒茶碗(わん)をのぞくと、瑠璃(るり)色の斑紋が浮かんでいる。大阪市の藤田美術館所蔵の国宝・曜変天目茶碗は、薄い水色から紫がかった青までのグラデーションが天の川のようだ。■現存は日本の3碗のみ斑紋は手で描いたのではない。「曜変」は元は「窯変」と表記され、窯で焼成する際の何らかの変化で斑紋が生じたものを指す。宋代に福建省でつくられたとされるが、妖しいまでの輝きを生む製
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