米Googleは7月15日(米国時間)、自社Webブラウザ「Google Chrome」のアップデート配信で利用する圧縮アルゴリズム「Courgette」を発表した。アップデートファイルを約10分の1に小型化でき、Chromeのセキュリティも改善できるとしている。 Google Chromeは更新頻度の高さを特徴の1つとするが、これまで更新ファイルのプッシュ配信(サイレントアップデート)には「dsdiff」を利用していた。今回、さらに小型化すべく、新しいdiffアルゴリズムとしてCourgetteを開発した。 Googleによると、10,385,920バイトを要する190.1から190.4への更新の場合、アップデートのファイルサイズはbsdiffでは704,512バイトだったのに対し、Courgetteを利用すると78,848バイトまで小型化できるという。 小型化により、Chromeのプッ
