『半分、青い。』(はんぶん、あおい。)は、2018年度上半期放送のNHK「連続テレビ小説」第98作である。2018年(平成30年)4月2日から9月29日まで放送された。 企画・制作[編集] 2017年(平成29年)2月22日に制作発表され、脚本は北川悦吏子の書き下ろしによるオリジナルストーリー[1]。本作の企画は5年ほど前に遡る[2][3]。勝田夏子プロデューサーは、平成が終わろうとしているこの時期に、トレンディドラマの女王とも呼ばれた北川にバブル期を描いてもらおうと考えたともいう[4]。 北川の故郷である岐阜県と東京を舞台に、大阪万博の翌年の1971年生まれの迂闊だが失敗を恐れない主人公・楡野鈴愛(にれの すずめ)が、病気による左耳の失聴を乗り越え、高度成長期の終わりから現代までを駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げるまでの約40年に渡る物語を描く。主人公を胎児期から登場させるのは、連続テ