「snmalloc: A Message Passing Allocator」という論文を読んだのでその紹介です。本論文は ISMM (International Symposium on Memory Management) 2019 に採択されており、論文とソースコードは GitHub (microsoft/snmalloc) で公開されています。リポジトリ名から分かる通り、著者の多くが Microsoft Research に所属しています。 免責 読み間違えている可能性があります。正確な情報が欲しい方は必ず論文を読んでください。誤りの指摘や補足、議論などは GitHub Issue や Twitter へお願いします。 更新履歴 2019/07/08 bump pointer と free list の next entry pointer を判定する方法について追記 2019/0
phk mallocとは Poul-Henning Kamp氏が開発したmallocの実装です。 つい最近(2007年ごろ)、*BSDではjemallocを使うようになりましたが、それまで主流だったのがphk mallocです。 このドキュメントは、phk mallocの実装の概要を説明しています。 以下の文章で、mallocライブラリとはphk mallocの事を指します。 OSからメモリを取得するのは、ページ単位 プログラムがOSからメモリをもらう場合、ページと呼ばれる単位でもらいます。 +---------------+ | | | 1 ページ | | | +---------------+ ページのサイズは4KB(※OSやCPUに依存)固定で、この倍数でしかメモリをもらう事はできません。 malloc()では当然4KB以外のサイズのメモリを割り当てる事ができ、ユーザープログラムは
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